ピラティスとは

ピラティスとは

ピラティスとは、身体に優しく"頭を使う"エクササイズ

ピラティスのエクササイズは、スポーツジムのように体の一部分に「負荷」を加えて強くするものではなく、身体と心の「コントロール」を基本的な要素としています。回数ではなく、どれだけ正しく行なうかという「質」を重視し、現状の身体が持っている能力を十分に発揮出来るように、習慣化している身体の使い方を修正しながら鍛えていきます。

- ピラティスの3つのポイント -

  • ①呼吸の役割

    ①呼吸の役割イメージ

    人が生きていくための根本に呼吸があります。呼吸は新鮮な酸素を体内に送り二酸化炭素を吐き出す行為で、実にさまざまな部分が使われます。
    ピラティスでは、正しい呼吸を覚え、常に止めないようにしてエクササイズを行なっていきます。正しい呼吸は、心肺系(心臓と肺)を強くし、循環器系(心臓と血管)の機能を高め、スタミナのある身体を作ります。身体中に新鮮な酸素を送ることで、筋肉はもちろんのこと、内臓・神経・脳など、身体全体が活性化します。
    呼吸とは、細胞の活性化・内臓機能の改善・自律神経の安定とともに、しなやかで柔軟な身体への再教育に欠かせない根本的な要素であるといえます。

  • ②身体意識の向上(ボディ・アウェアネス)

    ②身体意識の向上(ボディ・アウェアネス)イメージ

    体を改善していく上でのポイントは身体意識を養うこと、つまり身体の各部についての知識を深め、それらの本当の位置を理解することです。
    ピラティスのエクササイズにより身体の一部分の動きが次の動きに影響を与えていることがわかると、それぞれの部分を完全に正しく使用することの大切さがすぐに理解できるようになります。
    自分の身長や体重、各部位の寸法を知ることにとどまらず、常に自分自身の全体を感じようとすることで、身体の構造、力、複雑さ、潜在能力を理解し愛することを学びます。

  • ③正しい姿勢(ボディ・アライメント)

    ③正しい姿勢(ボディ・アライメント)イメージ

    骨、筋肉、腱、靭帯の規則正しいつながりと関連をボディ・アライメントと呼びます。
    ほとんどの人の身体はきちんと配置されていません。タイヤやハンドルが曲がり部品が緩んだ車では、遠くまで運転することができません。
    ピラティスのエクササイズは、怪我や悪い姿勢が原因で起こった筋肉のアンバランスや現代の生活習慣で無意識に動かしている癖を修正し、身体をアライメントして中心を安定させます。脊柱が強く柔軟でまっすぐに矯正されるとバランス感覚が向上し、身体全体が強くなります。また、背筋が伸びて肩が下がり首周りもすっきりとして堂々と立つことができ、気持ちも前向きになっていきます。
    エクササイズによって基本的なことをマスターすれば、自分で身体の使い方をコントロールできるようになり、ケガやトラブルのリスクを最小限に抑えることが出来ます。また、肩甲骨や股関節などの関節可動域も広がり、柔軟性・平衡性・敏捷性・瞬発力・筋持久力などが向上していきます。

- 高齢者からプロ選手まで人気のピラティス、その秘密は? -

エクササイズはローインパクトで、年齢や健康状態に関わらず、誰にでも安全に行なうことが出来ます。健康な脊柱を取り戻し、現代の生活様式で生まれる肩こりや腰痛症などを根本から改善していきます。
エクササイズ中は正しい呼吸を継続することにより、常に新鮮な酸素を身体中にいきわたらせ、正確な動作を行なうために「集中」するため、脳が活性化します。このとき自律神経は安定し、精神力を向上させるので、心穏やかにリラックスした状態で一日を過ごせるようになっていきます。 そのようにして身体全体のバランスを整え、改善しながら鍛えるエクササイズがピラティスです。

  • プロゴルファー、メジャーリーガーなどプロアスリートも実践!

    プロゴルファー、メジャーリーガーなどプロアスリートも実践!イメージ

    ピラティス先進国のアメリカでは、多くのプロアスリートが基礎トレーニングとしてピラティスを取り入れています。アニカソレンタムなどプロゴルファーやメジャーリーガーのイチロー選手、テニスプレーヤーにはピラティスが浸透しています。国内ではテニスプレイヤーの伊達公子選手、上田桃子選手などのプロゴルファーやWBCで活躍した横浜の内川選手などのプロ野球選手にも浸透しつつあります。金メダリストのキムヨナ選手もトレーニングに取り入れています。

  • 高齢者にも適したエクササイズ

    高齢者にも適したエクササイズイメージ

    アメリカ、カナダ、ヨーロッパそしてアジアの国では爆発的に実行され始め、高齢者の体力づくりなど一般のエクササイズとしても広まってきています。
    ピラティスのエクササイズは抑制されており安全ですから、例えば事故にあい、リハビリテーションを受けている人にも適しています。

ヨガとピラティスの違い

  • YOGA

  • PILATES

ヨガ

  • 精神的リラックスに重点
  • 身体のストレッチ
  • 腹式呼吸により副交感神経を活性化し、リラックス

共通

  • Mind Body Conditioning
  • 身体と精神を同時に考える

ピラティス

  • 身体づくり(筋肉)に重点
  • 身体のストレッチ&インナーマッスルを鍛える
  • 胸式呼吸により交感神経を活性化し、頭すっきり

ピラティスは「体幹が引き締まり、美しい姿勢になる」

ヨガは呼吸とストレッチに重点をおくポーズ(アサナ)が多いのに対してピラティスは体幹・コア中心のエクササイズです。インナーマッスルで最も大きな体幹が強化されることにより、基礎代謝が高まり、痩せ体質になります。
ピラティスはウエストが引き締まり、フラットなお腹、美しい姿勢に。

- ピラティスは「誰にでもできる」 -

立位のポーズ(アサナ)が多いヨガに比べて、寝た状態で行うエクササイズが多いピラティス。
大きくダイナミックにストレッチをするヨガに比べて、ピラティスは背骨の一本一本に意識を向けて動かす、身体をゆるめるなど、小さな動きの中で自分の身体に向き合っていくので、身体がかたい方でも、体力低下している方でも、高齢者でも、誰でも安全にできます。

世界的スターやハリウッド女優、国内の芸能人もピラティスを取り入れています

世界的スターやハリウッド女優、国内の芸能人もピラティスを取り入れていますイメージ

ピラティスは10年前にマドンナ、ジュリアロバーツ、キャメロンディアスなどの多くのハリウッドセレブたちが行っていることで注目を集めました。それから現在ではさらに浸透してきており、ハリウッドセレブにもっとも浸透しているエクササイズといってもいいかと思います。最近ではヒューグラント、トムクルーズなどの男性スターも日々実践しています。日本の芸能界でも石田ゆり子さん、米倉涼子さん、竹内結子さん、渡辺満里奈さん、草刈民代さん、バレリーナの吉田都さんも実践されており、体型維持や体調管理に努めています。

ピラティスの種類

  • MAT

  • MACHINE

「マットピラティス」

ヨガのようにマット上で行うマットピラティスは、一般的によく知られている「ピラティスエクササイズ」のメソッドであり、ピラティススタジオやスポーツジムなどで行われるピラティスも多くはマットピラティスです。ピラティスの発案者ジョセフ・ピラティス氏が最初に行ったマットエクササイズから始まったもので、ピラティスの基礎とも言うべきメソッドです。
マット上でエクササイズを行い、体の深い部分にある筋肉のインナーマッスルを鍛え、骨格を柔軟に動くようにします。定期的にエクササイズを続けることで、筋肉の強さやしなやかさと骨格の柔軟性によって姿勢を整える効果が期待でき、姿勢を整えることによって体の内臓や血管、自律神経などが整い、総合的に健康の維持や増進を目指します。
使う器具もマットだけで手軽に安価に始められ、自宅や狭い場所でもできるので誰でもすぐに始められるマットピラティスは、自身の動きだけで効果を与えていくものなので、正しく動けているかが重要なポイントとなります。

- マットピラティスの基礎はレッスンで学びましょう -

マットピラティスの基礎はレッスンで学びましょうイメージ

マットピラティスは、良い姿勢を基本としてスムーズな流れるような動きのあるエクササイズを行います。姿勢を自分で正すことや、適切な効果を与えるための正しい動き方を覚えることは意外と難しいものです。 間違った方法で行っていても効果は得られませんし、自己流で無理して行うことで怪我の恐れなどもあります。 そのため、本当の初心者の場合には、まず最初はグループレッスンやプライベートレッスンなどを利用して専門のインストラクターの元で基礎を学ぶことが必要です。 basiピラティスでは、レベルや目的に沿った様々なマットレッスンをご用意しています。

- basiピラティスのマットレッスン -

  • ベーシッククラスイメージ

    Basic Classベーシッククラス

  • フロークラスイメージ

    Flow Classフロークラス

  • フォーカスクラスイメージ

    Focus Classフォーカスクラス

「マシンピラティス」

ピラティスには10種類以上のピラティス専用マシンがあります。ベッドにスプリング、滑車、ウェイト、ひもなどが備わったものなど様々なマシンがあります。ピラティス専用マシンはフィットネスジムにある器具とは異なり、身体の動きをサポートし、関節の可動域を広げ、通常の運動では強化できない部位を、強化していくためのものです。筋力がまだない初心者が身体の動かし方を覚えたり、レベルアップを目指すプロアスリートの筋力強化、コンディショニングにも最適です。ピラティス専門マシンは様々なサポートをしながら理解を促進していきます。

- 初心者からアスリートまで、全ての方におすすめのマシンピラティス -

初心者からアスリートまで、全ての方におすすめのマシンピラティスイメージ

マシンというある程度決められた枠の中に身を置き動くことや付属しているストラップやバーを使用することで、自分自身でセンター感覚や左右のバランス、全身が伸びる感覚が多く感じられます。アシストしてくれるツールがあることで自分では出来ないと思っていたことが出来たり、マットで分かり難かった感覚がつかめるなど新たな発見が多くあるでしょう。マットワークに比べて全てのピラティスマシンを合わせるとバリエーションは数百種類にもなりますので、動きに制限や禁忌がある方、パフォーマンスなど特化した動きの向上を求める方には最適です。
basiピラティスでは、経験豊かなインストラクターの指導のもと、グループレッスンやプライベートレッスンなどでマシンを使用して、一人一人の目的に合わせた効果的なトレーニングができます。

- basiピラティスのピラティスマシン -

  • リフォーマーイメージ

    Reformerリフォーマー

  • チェアーイメージ

    Chairチェアー

  • キャディラックイメージ

    Cadillacキャディラック

  • バレルイメージ

    Barrelバレル

  • スパインコレクターイメージ

    Spine Correctorスパインコレクター

ピラティスの歴史

ピラティスが人気の理由

ピラティス・メソッド(Pilates method)は、1920 年代に、ドイツ人従軍看護師Joseph Hubertus Pilates(ジョセフ・ピラティス)がリハビリを目的として生み出した開発したエクササイズです。
1923年にスタジオを開設してから90年にも及ぶ歴史を重ねて、今では世界中で2000万人以上の人が行う人気のエクササイズとなりました。様々なエクササイズが生まれては消えていく中で、ピラティスがここまで人気がある理由は、効果があるからにほかありません。ピラティスは、安全な方法でエクササイズを行なうことができるために、年齢や経歴を問わずに幅広い人が行なうことができます。

  • - リハビリ生まれのピラティス -

    リハビリ生まれのピラティスイメージ

    1881年頃誕生したピラティスは、あまり体が丈夫なほうではありませんでした。喘息やリウマチ熱など、幼い子供には過酷とも言える病気に悩まされてきました。 病弱な自分を鍛えることに興味を抱いた彼は、ボクシング、ヨガ、座禅、体操、武術などありとあらゆるジャンルのスポーツやエクササイズを積極的に試すことで、自身の体をどのように強くしたらいいかという研究を続けていました。その結果、様々な要素を組み入れた独自のエクササイズを考案し、ピラティスメソッドとして知られるようになりました。
    もともと体の弱いピラティスが考案したピラティスメソッドは、健康面で激しい運動をする事の出来ない人にでも行う事のできるエクササイズメソッドとしても広く認知されるようになっており、リハビリなどの医療の現場でも用いられる事があります。

  • - ピラティスの進化 -

    ピラティスの進化イメージ

    戦後、ピラティスは1926年にアメリカにわたり、ピラティスメソッドを広めるためにニューヨークでスタジオを開き、彼の考案した斬新なエクササイズは、多くの人の注目を浴びました。
    ニューヨークで活躍するダンサーやアクター、またスポーツ選手や富裕層など、様々な分野、生活スタイルを持つ人々に愛されるようになります。
    彼自身、そのメソッドを「コントロジー」と名付けており、前進の細かな筋肉と精神を自分自身でコントロールするための学問と位置付けました。
    その通常のエクササイズとは異なる手法は多くの若者たちの関心も集めるようになり、ピラティスは後進の育成にも力を入れます。
    多くの人々に自身のメソッドをその後何年にもわたり指導し、ピラティスは1967年にその生涯を閉じましたが、彼の弟子たちは世界のあらゆる場所で、さらに多くの人にこのメソッドの素晴らしさを教え、広めていくことになるのです。