有酸素運動のときにはアミノ酸を摂取した方がいい?

有酸素運動のときにはアミノ酸を摂取した方がいい?

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アミノ酸は有酸素運動時の脂肪燃焼のサポートをするとされています

アミノ酸は有酸素運動時の脂肪燃焼のサポートをするとされています
有酸素運動は身体についた脂肪を落としたいときに適している運動とされています。体重が増えてきて脂肪が気になるから脂肪を落としたいという場合には、有酸素運動を行うといいでしょう。
更に、ダイエットのために有酸素運動を行うときには、アミノ酸を摂取することでより脂肪が燃焼されやすくなるといわれています。有酸素運動とアミノ酸で脂肪を燃焼することが、美容と健康に役立つといえるでしょう。

有酸素運動で脂肪の燃焼が促進されるといわれています

有酸素運動には、ウォーキングやジョギング、ストレッチ、水泳などの運動があるといわれています。なぜこれらの有酸素運動で脂肪が燃焼されやすくなるのでしょうか。

有酸素運動に使われるエネルギー

運動をするときには、筋肉を動かすために「アデノシン三リン酸(ATP)」を作り出し、エネルギーとして使用するとされています。このATPは身体の筋肉などの中に蓄積しているグリコーゲン(糖質)や体脂肪を消費して作られるので、運動により脂肪が燃焼されるといえるでしょう。
ウォーキングのような長時間行う軽い運動は、まずグリコーゲンを分解してから、次に酸素を使用して体脂肪を分解しエネルギーを作り出すとされています。このように酸素を使用して脂肪を燃焼する運動が、有酸素運動です。

有酸素運動で期待できる効果

長時間行う有酸素運動は、体脂肪の燃焼と脂肪燃焼に必要な酸素を身体に取り込む呼吸循環器系の機能向上が期待できます。有酸素運動で内臓脂肪を燃焼すると、高血糖や高血圧、動脈硬化などの予防につながるでしょう。
また、有酸素運動で循環器系が鍛えられると、持久力の向上が期待できます。

アミノ酸との関係

食事前で、特に身体に蓄えられているグリコーゲンが少ない場合などに有酸素運動を行うと、不足したエネルギーを補うため脂肪が燃焼しやすいといわれています。アミノ酸の摂取は、有酸素運動時の体脂肪の分解を促すため、脂肪の燃焼に役立つといえます。

アミノ酸はリパーゼを活発にするといわれています

アミノ酸はリパーゼを活発にするといわれています
アミノ酸は約20種類あり、それぞれアミノ酸の種類ごとに様々な働きがあるといえるでしょう。脂肪燃焼に役立つアミノ酸にはリジン、プロリン、アラニン、アルギニンなどがあるといわれています。
また、バリン、ロイシン、イソロイシンはBCAAと呼ばれ、体内で作り出すことができない必須アミノ酸とされています。

リパーゼが脂肪を燃焼させる

リパーゼは、運動したときに体内の脂肪を分解する働きをする脂肪燃焼酵素といわれています。リパーゼが脂肪を分解することで脂肪が燃焼されやすくなるといえるでしょう。
アミノ酸を摂取するとリパーゼが活性化されるため、多くの脂肪が分解されてエネルギーに使われやすくなるとされています。その状態で有酸素運動を行うと、脂肪がエネルギーとして使用されやすいとされます。

BCAAの重要性

BCAAはそれ自体がエネルギーとなるアミノ酸とされています。有酸素運動では糖質や体脂肪のほかに、BCAAもエネルギーにして運動するといわれています。
BCAAは筋肉の材料でもあるため、 BCAA が消費されると筋肉も分解されて筋力が低下する場合があるでしょう。BCAAは必須アミノ酸のため、消費された分を補給する必要があることにも注意が必要です。

アミノ酸を摂取するタイミングも大切といわれています

アミノ酸は、必要なときに摂取することが効率よく脂肪を燃焼することにつながります。

運動前

食事前に有酸素運動をすることで脂肪を燃焼しやすくなるといわれています。脂肪をより燃焼しやすくするためには、運動前にリパーゼを活性化させるアミノ酸を摂取する必要があるでしょう。
また、運動時にエネルギーが不足しすぎると効率よく運動できないことがあります。運動に必要なエネルギーを補給するためにも、アミノ酸は有酸素運動の前に摂取するようにしましょう。
また、エネルギーが不足すると、グリコーゲンや脂肪だけでなく筋肉まで分解されてエネルギーとして消費される場合があります。食事前には運動30分前に軽く糖質とアミノ酸を摂取する、もしくは食事の2、3時間後頃に運動するといいでしょう。

運動後

ジョギングなどの有酸素運動後にも、疲労回復のため糖質とアミノ酸を摂取するといいとされています。運動後には、筋肉の分解を防ぎ疲労を早く回復させるためにBCAAをサプリなどで摂取するようにしましょう。
また、アミノ酸の一種グルタミンは、疲労回復と免疫力向上に役立つとされています。不足分を補うことは大切ですが、摂取のし過ぎには気をつけましょう。

アミノ酸を摂取すると様々なメリットがあります

アミノ酸を摂取すると様々なメリットがあります
脂肪を燃やすためにと有酸素運動をしながら厳しい食事制限をしていると、必要なアミノ酸が不足して逆に脂肪燃焼が阻害される場合があるでしょう。有酸素運動の脂肪燃焼効果を上げるためなど様々なメリットを得るためには、アミノ酸を適度に摂取することが大切といえます。

筋肉を維持する

有酸素運動で体内の糖質などのエネルギーが不足すると、筋肉が分解されエネルギーに使われてしまいます。運動をして筋肉をつけたいと思っていても、アミノ酸が不足している状態で有酸素運動を行うと、逆に筋肉が減少してしまう恐れがあるでしょう。
筋肉が劣ると基礎代謝が下がり、太りやすくなる場合もあります。それを防いで筋肉を維持するためには筋肉内のアミノ酸の約35%を占めているBCAAを運動前に摂取するようにしましょう。
BCAAなどのアミノ酸は摂取後30分に血中濃度が高くなるとされているので、摂取するときには運動の30分前が適しているといえます。

疲労回復につながる

特に、ジョギングなどの有酸素運動と一緒に筋肉トレーニングなどの無酸素運動を行った際には、疲労のために筋肉が傷ついて修復が必要になります。筋肉を修復するためにはBCAAを含んだプロテインやサプリ、良質なタンパク質を含む食品などからアミノ酸を摂取することで、筋肉の回復を早められるでしょう。

肌の潤いを保つ

身体の約60%は水分が占めるといわれています。身体の水分を維持するためには、健康な肌で潤いを閉じ込めることが大切といえます。
アミノ酸は肌細胞の主な材料になるので、アミノ酸を摂取することが肌のターンオーバーを促してきめの整った角質層を維持することに役立つでしょう。また、アルギニンやプロリンなどのアミノ酸を主成分としているコラーゲンの摂取は、肌のハリを保つことにつながります。

(まとめ)有酸素運動のときにはアミノ酸を摂取した方がいい?

1.アミノ酸は有酸素運動時の脂肪燃焼のサポートをするとされています

有酸素運動は身体についた脂肪を燃焼することができる運動といわれています。更に有酸素運動時にアミノ酸を摂取することで、より脂肪の燃焼が促進されやすくなるでしょう。

2.有酸素運動で脂肪の燃焼が促進されるといわれています

有酸素運動時には、筋肉を動かすために体内に蓄積されているグリコーゲンや体脂肪をエネルギーに使うといわれています。アミノ酸は有酸素運動のときに体脂肪の分解を促す働きがあり、脂肪燃焼に役立つとされています。

3.アミノ酸はリパーゼを活発にするといわれています

アミノ酸には、リジン、プロリン、アラニン、アルギニンなどの脂肪を分解するリパーゼを活発にする働きのあるものや、運動時のエネルギーとなり筋肉の材料にもなる必須アミノ酸BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)などがあるといわれています。

4.アミノ酸を摂取するタイミングも大切といわれています

食事前に有酸素運動をすると脂肪が燃焼しやすいといわれています。ただ、脂肪を燃焼するには長時間の有酸素運動でエネルギー不足にならないよう、運動前にアミノ酸を摂取することが大切です。
また、運動後には筋肉の回復のためのアミノ酸が必要です。

5.アミノ酸を摂取すると様々なメリットがあります

アミノ酸を摂取すると、有酸素運動時に筋肉が減少することを防ぎ、運動により傷ついた筋肉の修復に役立てることができるでしょう。また、肌のハリや潤いを保つなどのメリットも期待できます。

 

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