ボールを使ったピラティス

自律神経のバランスが崩れる原因とは?

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自律神経のバランスが崩れるのはストレスや生活習慣の乱れなどが原因と考えられます

交感神経と副交感神経がシーソーのようにバランスをとりながら、交互に作用することで、自律神経は正常に機能しています。
しかしこのバランスは強いストレスを受け続けることや、睡眠不足を招く不規則な生活などが原因で、崩れることがあります。
自律神経の乱れは、内臓機能にも影響し、体調不良や精神的にも不安定な状態を招きやすくなるのです。
自律神経を整えるためには、生活リズムを整えたり、適度な運動を取り入れたりする必要があります。

日常的なストレスが主に自律神経バランスを乱す要因となります

自律神経とは、体内の内臓器官の活動をコントロールする、全身にある末梢神経です。
交感神経と副交感神経という異なる作用をもたらす神経が、交代で活発化しながらバランスとることで、心身の健康が維持されています。
ただ2つの神経がうまく切り替えできず、どちらか優位になり続けると自律神経のバランスが崩れるのです。
自律神経が乱れる要因としては、ストレスが挙げられます。
ストレスを感じると、体内で交感神経が作用する副腎皮質ホルモンやアドレナリンなどが分泌され、交感神経が活発化する状態が継続するのです。
ストレスは人間関係の緊張など心が受ける場合と、疲労の蓄積や気温変化など体が受ける場合があります。
さらに生活習慣の乱れも自律神経バランスを崩すことにつながります。
夜更かし・朝寝坊などにより生活リズムの狂い・睡眠不足や偏った食事・運動不足なども,自律神経の切り替えを妨げる要因になります。
また神経質で細かなことが気になるといった性格やストレスを受けると体調不良を起こしやすい体質なども、自律神経が崩れやすくなる原因です。

自律神経バランスが崩れるとめまいや不安感など心身に影響が出やすくなります

自律神経は内臓器官の動きを司っているのでバランスが崩れると、循環器などの内臓器官の機能もうまく働かなくなってしまいます。
胃腸や心肺機能などにも影響が出て、それは体調不良となって症状として現れるのです。
とくに交感神経が優位になり続けると、血管収縮による血流不良・心拍数の増加・胃腸機能の抑制・発汗などが起こり続けることになります。
逆に副交感神経がもたらす血管拡張や心拍数の減少、消化活動の促進などが体内で起こらないのです。
その結果として、めまい・ほてり・頭痛や肩や首のコリ・腰痛・喉の閉そく感・胃もたれや胃痛・便秘や下痢・倦怠感や慢性疲労などの症状が現れるでしょう。
また集中力が続かない・気分が落ち込む・不安が強い・眠れないなど、メンタル的な不調が出るのも特徴です。
上記のような症状が自分に多く当てはまる場合は、自律神経バランスが崩れている可能性が高いといえます。
体の不調がさらに悪化する前に、自律神経バランスを整えるための対策を実践する必要があります。

自律神経の安定には生活リズムを整えることなどが必要です

自律神経を整えるには、副交感神経が作用しやすいように心身をしっかり休ませることが大事です。
まず夜はぐっすり眠って、睡眠をしっかりとり、朝は早めに起きる生活リズムを作りましょう。
また日光を浴びるとセロトニンという自律神経を安定させる物質が分泌されやすくなります。
朝日を浴びて体を目覚めさせるのも効果的です。
ストレスを感じたら、音楽を聴く・お茶を飲んで休憩する・マッサージを受けるなどして気分転換しましょう。
他にも入浴もぬるめのお湯にゆっくり浸かることもおすすめです。
体が温まって血流が促され、副交感神経を刺激してくれるでしょう。
そしてウォーキングや水泳など軽めの運動も、ストレス緩和や自律神経の安定に有効だとされています。
とくにピラティスは、心を落ち着かせ頭をすっきりさせる深い胸式呼吸を用いるので、自律神経バランスを整える効果が期待できます。
さらにゆったりとした動きでインナーマッスルを鍛え、代謝を上げて脂肪燃焼を促したり、姿勢を正したりするなどの効果も望めるでしょう。

(まとめ)自律神経のバランスが崩れる原因とは?

1.自律神経のバランスが崩れるのはストレスや生活習慣の乱れなどが原因と考えられます

自律神経の切り替えがうまくいかなくなるのは、日常的な強いストレスや不規則な生活による心身の疲弊が要因とされています。
自律神経を整えるには、気分転換や生活スタイルの見直し、軽めの運動を行うことなどが効果的です。

2.日常的なストレスが主に自律神経バランスを乱す要因となります

自律神経が乱れるのは、人間関係や会社などでのプレッシャー、急激な温度変化によりストレスが主な要因とされています。
さらに昼夜逆転の生活などで起きる心身が休まらないライフスタイルも、自律神経に影響してくるのです。

3.自律神経バランスが崩れるとめまいや不安感など心身に影響が出やすくなります

自律神経の乱れにより、内臓器官が正常に機能しなくなるため心身にも悪影響を及ぼします。
めまい・頭痛・便秘や不眠・倦怠感・気分の落ち込みやイライラなど、心身ともに不調に陥りやすくなるのです。

4.自律神経の安定には生活リズムを整えることなどが必要です

自律神経バランスを整えるには、早寝早起きの規則正しい生活や朝日を浴びるといった生活スタイルが好ましいと言えます。
さらにストレスを溜めないように気分転換を行う、入浴やピラティスなどのエクササイズも効果的です。

 

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