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疲れの症状がある時は自律神経が乱れている?

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疲れの症状がある時は、自律神経が乱れている可能性が高いです

疲れの症状を感じた時は、自律神経が乱れていると考えられます。自律神経は身体の中でもっとも疲れを感じやすい部分なので、疲れの症状が出る頃にはかなりの疲労がたまっているといえます。
24時間体制で身体の機能を司っている自律神経は、意思の力で動きを止めたり休ませたりすることができません。
意図的に自律神経を労わる時間を設けないと、働きづめの自律神経はどんどん疲れが蓄積していきます。
疲れの症状がある時はムリをせず、心身を休ませて自律神経を整えるようにしましょう。

自律神経について理解を深めましょう

自律神経とは、交感神経と副交感神経を合わせた総称です。交感神経が優位になっている時がスイッチオンの状態だとすれば、副交感神経が優位になっている時はスイッチオフの状態といえます。
この2つの神経が交互に働くのが理想的ですが、たまった疲れなどが引き金になってバランスが崩れてしまうことがあります。
自律神経が乱れた状態というのは、主に交感神経がフル回転で機能し続けて、副交感神経の働きが鈍った状態です。

交感神経とは

交感神経は活動時に働く自律神経で、主に日中に機能しています。心身を緊張に導くので、脳が興奮した状態になります。
・脳の血管が収縮する
・瞳孔が開く
・唾液が減る
・心拍数が上がる
・胃腸の働きが抑えられる
・発汗する
仕事をしている時や、緊張する状況にいる時などは、交感神経が優位になっている時です。

副交感神経とは

副交感神経は交感神経と違い、夜に機能する自律神経です。
脳を落ち着かせ、心身をリラックスした状態にします。
・脳の血管を拡張する
・瞳孔を閉じる
・唾液を増やす
・心拍数を下げる
・胃腸の働きを活発にする
ゆっくりとくつろいでいる時や、よく眠れている時などは、副交感神経が優位になっている時です。

疲れがたまるメカニズムがあります

疲れの症状に対処するには、疲れのメカニズムについて把握しておきましょう。たかが疲れだと考えて軽視していると、自律神経の乱れだけでなく、さらに深刻な症状を招いてしまうことがあります。

疲れのタイプ

疲れのタイプには、「肉体的疲労」・「精神的疲労」・「神経的疲労」の3つがあるといわれています。肉体的疲労は筋肉を動かすエネルギーが不足していることと、疲労物質である乳酸がたまったことが原因です。
筋肉は酸性に弱いので、乳酸が増えると疲れが蓄積されて筋肉が張ってきてしまいます。運動不足などで筋肉を動かす機会がないと、筋肉の動きはさらに悪くなっていくのです。

自覚できる疲れと自覚できない疲れ

疲れには自覚できる疲れと、自覚できない疲れがあるのも注意したいポイントです。責任感が強い人に多いのですが、仕事などの達成感によって、本来感じるはずの疲れを感じないことがあります。
たとえ疲労感はなくても、疲れそのものは確実に残っているので、気づかないうちに疲れをため込んでしまいます。

疲れをもっとも感じやすい自律神経

人間の身体で疲れをもっとも感じやすいのは、自律神経です。
自律神経は自分でコントロールできないため、バランスが崩れても崩れた状態のまま稼働し続けます。

自律神経を改善するには、脳の疲れを取るのが効果的です

乱れた自律神経を改善するには、脳の疲れを取ってあげるのが効果的です。脳の疲れを取るためには、次の2つの方法が有効だといわれています。
・身体の感覚に意識を向ける
・呼吸に注意を払う
この2つのポイントを実践できる方法が、ピラティスです。ピラティスは筋肉の動き一つひとつに注意を向け、呼吸を意識しながら身体を動かすエクササイズになります。
心身の疲れが取れない時や、自律神経を整えたい時には、適度に筋肉を動かしてあげるのがおすすめです。よい呼吸は身体の機能を上げ、心身の負担を軽減してくれます。
疲れの症状に悩んでいる方は、ムリや我慢をしないでください。自律神経のバランスを整えて疲れを解消したい時は、ピラティスで気分をリフレッシュさせましょう。

(まとめ)疲れの症状がある時は自律神経が乱れている?

1.疲れの症状がある時は、自律神経が乱れている可能性が高いです

疲れの症状がある時は、自律神経にも疲れがたまって乱れていると考えましょう。1日中働きづめると自律神経は、意思の力では動きを止めたり休ませたりすることができません。
ムリを続けると自律神経の疲れが蓄積されていくので、休息する時間を作りましょう。

2.自律神経について理解を深めましょう

自律神経には、交感神経と副交感神経という2つの神経があります。交感神経が心身を緊張状態に導くのに対し、副交感神経は心身をリラックスさせます。
自律神経が乱れている時は交感神経ばかりが刺激されて、副交感神経の働きが低下している時です。

3.疲れがたまるメカニズムがあります

疲れには、肉体的疲労・精神的疲労・神経的疲労の3つのタイプがあります。
体内でもっとも疲れを感じやすいのは自律神経ですが、疲れには自覚しづらいものもあるので注意が必要です。

4.自律神経を改善するには、脳の疲れを取るのが効果的です

ピラティスは脳の疲れを取るのに効果的なエクササイズのため、自律神経を整えたい方におすすめです。
筋肉の動きと呼吸に意識を向けながら、ピラティスで心身をリフレッシュさせましょう。

 

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