マットを持つ女性

ピラティスを始めるとき、道具は必要?

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ピラティス初心者の方はまずマットを用意しましょう

ピラティスを始める方は、まずはマットが必要です。
「なくてもできる」と思う方も多いと思いますが、マットはとても重要です。
ピラティスは切れ間なく動くので、マットなしでやろうとすると骨や筋肉に負担をかけてしまう可能性があります。
衝撃をやわらげ、滑るのを防ぐためにマットを使ってください。
初心者なら厚みがある程度あった方がいいでしょう。
6mmくらいのものが人気のようです。
その他の道具は、フィットネスでよく使われる「バランスボール」や、それよりも小さい「ミニボール」を使う頻度が高いそうです。
バランスボールは体幹のインナーマッスルを鍛えるのに役立つ基本アイテムなので、持っておいても良いかもしれません。
さらに「チューブ」は動きに適度な負荷をかけるときにゴムチューブを引っ張って使います。
ピラティスチューブというものが販売されています。

ピラティスの道具の起源はリハビリ器具

ピラティスは、ジョセフ・ピラティス氏が考案したもので、起源は第一次世界大戦時に遡ります。
イギリスで捕虜となったピラティス氏が、看護師として負傷兵たちがベッドの上でリハビリできるように工夫したエクササイズです。
何もない戦時下ですので、ベッドのスプリングを外して器具を作りました。
その効果が絶大だったので、現代でも活用されているということです。
ピラティスマシンには、その名残が残っており、例えば「リフォーマー」はベッドの端にロープがついていて、引っ張ると滑車のついた座面が動きます。
こういったマシンが不安定なことを利用して、自分に必要な筋肉を意識できるようになるのです。
ピラティス初心者は、大掛かりなマシンを目にするとしり込みしてしまいそうですが、実はリハビリ目的でできた器具だとわかると、気が楽になるかもしれません。
さらに、マシンを使う方が「体幹」を意識することが容易になるので、初心者向けとも言えます。
ほかには、体の歪みを整えるのが得意な「キャデラック」、ピラティス氏が家具の椅子としても使えるようにしたと言われる「ワンダチェア」、背骨矯正に特化した「スパインコレクター」などがあります。
これらのマシンを使うことで、数百のエクササイズが可能になるそうです。

ピラティス初心者におすすめの道具

道具いらずで、体一つでできるイメージのピラティスですが、最低限必要なのはマットです。
フローリングの床で行うと、滑って危険ですし、滑らないように変なところに力が入ったりして、充分なポーズを取れません。
絨毯でも厚さが足りず、関節などを痛める可能性があります。
ですので、ピラティスを始めるなら少し厚め(6mmほど)のマットを用意してください。
次に購入するとしたら、バランスボールです。


「ピラティスボール」というものも販売されていますが、直径が小さく、より上級者向けになります。
負荷を軽めから始めたい人には、スポーツ用品店などでよく見かける、大きなバランスボールがおすすめです。
最後に「ストレッチポール」ですが、細長い円柱のポールで、背骨の矯正やストレッチに使用されるものです。
仰向けで上に乗るだけで、姿勢の矯正効果が期待できる優れものです。
マットピラティスとマシンピラティスは場合によって使い分けましょう
ピラティスには、マットを使用して行う「マットピラティス」と大型のマシンを使用する「マシンピラティス」があります。


まず、マットピラティスは、マットの上に仰向けに寝たり、うつ伏せになったりするポーズが多いです。
こうした動きの特徴からも、リハビリ目的で発祥したエクササイズということがよくわかります。
マットに寝転がるポーズで様々な筋肉を鍛えるわけですから、負荷は自重、重力に逆らう感じで行います。
バランスボールやストレッチポールを使うこともありますが、まずはマット1枚で始められる、という気軽さが利点です。
レッスンを受ける場合も、グループや個人レッスンなど色々ありますが、マシンピラティスを受講するより安いそうです。
次に、大型のマシンを使ったピラティスですが、マットピラティスでの自重、プラス、マシンのスプリングの抵抗を利用します。
「マットよりキツそう」と感じられるかと思いますが、リハビリから始まったことを思い出してください。
負傷者や高齢者には負荷を軽く、屈強なアスリートには負荷を重く、というように調節できます。
初心者がぶつかる壁として「体幹を意識することが難しい」というものがあります。
マシンを使用すると、ベッド自体が不安定なので、ポーズを取る際に自然に体幹に力が入ります。
ピラティスの「感覚」をつかむには、マシンから入ることもおすすめです。

(まとめ)ピラティスを始めるとき、道具は必要?

1.ピラティス初心者の方はまずマットを用意しましょう

ピラティス初心者は、厚手のクッション性のあるマットを用意してください。
ストレッチなどで試してみるとわかりますが、マットなしだと床についている部分が痛くなるなど、思うように動けません。

2.ピラティスの道具の起源はリハビリ器具

ピラティスはリハビリ目的で開発されたエクササイズですので、誰でも気軽に行うことができます。
体の不調を改善し、元気になれるのも納得です。
大型器具、小型器具ともに活用できればより筋肉を強化できます。

3.ピラティス初心者におすすめの道具

ピラティスを始めるなら、まず用意しなければならないのがマットです。
レベルアップや負荷の調整がしたくなったら、バランスボールやストレッチポールを活用すると良いでしょう。

4.マットピラティスとマシンピラティスは場合によって使い分けましょう

「初心者だから、マットピラティス」ということではないようです。
マシンを使った個人レッスンとなると尻込みしてしまいますが、基本を効率よく学ぶには活用してもいいかもしれません。

 

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