正しい姿勢

ピラティスで尾てい骨を意識した動きが必要?

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ピラティスでは常に尾てい骨を意識した動きが必要とされます

ピラティスでは、「コアを意識する」というキーワードが良く出てきます。
「コア」とは一体どこを指すのかというと、体の中心を通っている脊柱(頭から尾てい骨まで)と、その周辺の筋肉のことです。
「骨盤を倒す」「骨盤を立てる」などという指示の時、その骨盤の中心となるのが尾てい骨です。
ピラティスを行う際にすべての動きの中心となる部分ですので、ぜひ覚えておいてください。
立つときも座るときも、尾てい骨が正しい位置にあると、「正しい姿勢」になります。
頭痛や肩こりにお悩みの方は、尾てい骨の位置が悪いのも一因かもしれません。
ピラティスで尾てい骨の位置を正して、体調不良から解放されましょう。

尾てい骨は姿勢の良さにも関係しています

立ち姿が、首が前傾し、顎を突き出し、腰が引けている、という具合になっていませんか?
これでは、背中の丸まった老人です。
どうしてこんな姿勢になってしまうかというと、原因はさまざまにありますが、尾てい骨が大きく関係していると言われています。
背中が丸くなると、尾てい骨は反対に、奥へ入り込んでしまいます。
試しに、「お茶を飲んでいるおばあさん」のポーズをしてみてください。
尾てい骨が前へ来るのがわかります。
逆に、座るときに「尾てい骨が椅子に触れないように」座ってみてください。
背筋がピンと伸びたように感じたら、それが正しい姿勢です。
気をつけたいのは胸を張りすぎたり、腰を反らせすぎたりしないことです。
立ったり座ったりといった動作を、尾てい骨を意識しながらできるようになりましょう。
いきなり正しい姿勢をとることは難しいですが、ピラティスで「コア」を鍛えることで徐々に効果が期待できます。
悪い姿勢は、心にも悪影響です。
背中を丸めていると、気持ちは沈み、後ろ向きな考え方になってしまうそうです。
正しい姿勢をマスターし、気持ちも前向きにしてしまいましょう。

尾てい骨そばの「骨盤底筋群」の場所をつかみましょう

ピラティスでは、「骨盤底筋群」という言葉がよく使われます。
骨盤底筋群とは、恥骨、尾てい骨、坐骨に囲まれています。
骨盤内の内臓(直腸、膣、子宮、膀胱)を支え、排尿をコントロールし、姿勢にも大きく関わると言われています。
骨盤底筋群が弱ると、骨盤に歪みが生じ、肩こりや腰痛などを起こします。
しかし、意識することが難しい箇所でもありますので、ピラティスで「骨盤底筋を意識して」と言われてもできなくて挫折してしまう、という事態にも。
そこで、骨盤底筋群を意識するポイントを言うと、「トイレを我慢して、キュッと締める感じ」だそうです。
力が入った場所が骨盤底筋群です。
ピラティスの起点にもなる重要な筋肉なので、この感覚を覚えておいてください。
その感覚を元に、骨盤底筋群を鍛えるエクササイズをしてみましょう。

  1. クッションなどを膝の間に挟み、きつくなるくらいまで膝を曲げます。
  2. 肩の力を抜き、クッションを落とさないように力を入れながら、お尻を後ろに突き出します。
  3. 背中を丸めて、尾てい骨をお腹に巻き込むようにおへその方へ動かします。

いかがでしょうか?
骨盤底筋を意識することができたと思います。

尾てい骨を意識したピラティスで姿勢の矯正を

姿勢はある日突然悪くなるものではなく、日常動作でのクセが影響します。
ついつい前傾になるパソコン作業、スマホを見る姿勢、楽なように力を抜いた立ち姿、これらのクセが悪い姿勢を作ってしまいます。
人間は頭の重さを支えるため、脊柱から骨盤までの体幹部を使っています。
体幹部を支える筋肉が衰えると、頭を支えづらくなり、悪い姿勢になるのです。
体幹部の筋肉を鍛えるピラティスは、姿勢改善に役立つとされています。
簡単なピラティスエクササイズをご紹介します。

  1. 仰向けに寝ます。
  2. 鼻から大きく息を吸い、吐きながら骨盤底筋を引き上げます。
  3. 尾てい骨から背骨を1つずつ持ち上げる気持ちで行います。
  4. 肩甲骨の辺りでバランスをとれるくらいまで上げます。
  5. 少し息を吸い、吐きながら背骨を1つずつ元に戻します。

この動きで、背骨と骨盤を正しい位置へ戻す効果が期待できます。

(まとめ)ピラティスでは、尾てい骨がポイントになるの?

1.ピラティスでは常に尾てい骨を意識した動きが必要とされます

ピラティスに重要な骨盤の中心となる尾てい骨を意識して、正しい姿勢をマスターできます。
普段、意識することのない部分ですが、ピラティスのエクササイズを行うことで姿勢を矯正することができるとされています。

2.尾てい骨は姿勢の良さにも関係しています

悪い姿勢の一因は「尾てい骨」です。
ピラティスで尾てい骨を意識する方法を学べば、姿勢が改善できるとされています。
背筋の伸びた美しい立ち姿、座り姿を手に入れましょう。

3.尾てい骨そばの「骨盤底筋群」の場所をつかみましょう

尾てい骨の前にある、骨盤底筋群はピラティスの様々な動きの起点になります。
骨盤底筋を意識できるようになれば、エクササイズの指導がグッとわかりやすくなるでしょう。

4.尾てい骨を意識したピラティスで姿勢の矯正を

尾てい骨を含む骨盤が、ピラティスのコア(骨盤底筋群など)には重要になります。
ご紹介した簡単な動きでも、体の深部の筋肉を使うのがわかると思います。
骨盤が歪むことなく、そこから伸びた脊柱もまっすぐになれば、自然に姿勢は正されます。

 

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