内臓機能を高めるピラティスはダイエット向き？

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ピラティスは内臓機能を高めるため、ダイエットにも効果的だとされています

ピラティスは、ダイエットに効果的だとされています。それは内臓機能を高め、基礎代謝を上げて脂肪燃焼を促し、太りにくい環境を作りだすからだと考えられているのです。
また、血液やリンパの流れを促し、腸の運動を活発化させることで、むくみや冷え、便秘など太る原因も解消する効果も期待できます。ただ、ピラティスのダイエット効果に即効性はないので、繰り返し行い、習慣化させることが大事です。

インナーマッスルを鍛え、内臓機能を向上させて基礎代謝を上げる効果が期待できます

ピラティスは、体を支えバランスを保つ役割を担う深層部の筋肉、インナーマッスルを強化するエクササイズとして知られています。
歪んだ背骨や骨盤の位置を整えて、姿勢が正され、下がり気味であった内臓が本来あるべき位置に戻されると言います。すると、内臓がスムーズに機能しやすい状態が作りだされるのです。
その結果、内臓を動かし、体温を維持するのに使われるエネルギーである、基礎代謝が上がると考えられます。体を動かさなくても体内の脂肪が効率よく燃焼されていくので、脂肪が次第に減っていくでしょう。
通常、食事で摂取したカロリーが多いと、体内で消費しきれずに脂肪となって身につきます。しかし、基礎代謝が高いと、食事摂取したカロリーがより多く消費されることになります。今までと同じ食事内容であっても、消費されるエネルギーが増えることで、脂肪がつきにくい、つまり太りにくい体作りが目指せるというわけです。
また、インナーマッスルを鍛えることで体が全体的に引き締まり、柔軟性も身について、スタイルアップにも効果的だとされています。

ピラティスでは、血流やお通じを促す効果も期待できます

ピラティスを行うことで、筋肉がほぐされて柔らかくなると言われています。筋肉は、全身に血液やリンパを送る役割を担っているため、血流やリンパの流れがスムーズになるでしょう。
すると、手足の末端にまで血流が促進され、リンパ液が体内の老廃物や余分な水分を回収し、体外に排出されやすくなります。そして体中に血液が巡るため、冷え症が緩和されて体がポカポカと温かくなり、より脂肪が燃焼されやすい環境が整うと言えるでしょう。
さらに、余分な水分や塩分が除去されることでむくみもひいてきて、足や顔回りなどもすっきりとしてくることが期待できるでしょう。
また、便秘はお腹周りがぽっこりして、代謝が悪くなるため太る原因とも言われています。しかし、ピラティスには内臓機能を高める作用があるとされているため、それは胃腸機能にも当てはまります。
ピラティスを行うことで、お腹周りのインナーマッスルが鍛えられ、腸のぜん動運動が活発化してくるので便が押し出され、お通じが促されやすくなるのです。その結果、便秘が解消されてお腹周りもすっきりし、代謝アップにもつながることになるのです。

ダイエット効果を感じるには、ピラティスを継続して行うことが大事です

ピラティスによって期待されるダイエット効果には、即効性はありません。1回やったからすぐに効果が感じられるわけではないので、定期的に繰り返し行い、継続させていくことが大事です。ピラティスの創設者も、「10回で気分が良くなり、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」という言葉を残しています。
あくまでたとえなので、感じ方に個人差はあります。しかし、回数を重ねることで徐々に自分の体に変化を感じられるというのがピラティスの本質であると言えるでしょう。
ピラティスは、自分でもDVDなどを見ながらでもできます。しかし、筋肉の使い方や体の動かし方に慣れるまでには戸惑いがあったり、思うような効果も感じられなかったりするでしょう。
さらに、間違ったやり方を続けると体を痛める可能性もあります。正しいやり方を覚え、効率よく効果を上げるためには、やはりピラティススタジオのレッスンに通って、指導を受けることをおすすめします。