ピラティスをする女性

ピラティスには内臓機能の調節を図る効果はあるの?

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ピラティスには内臓機能の調節を図る効果が期待できます

ピラティスは、背骨や骨盤周りのインナーマッスルを強化し、姿勢を正すのに効果的だとされています。その結果、下に下がってズレた位置にある内臓が骨に押されて元の位置へと戻るため、内臓機能の調節を図る効果も望めるというわけです。
さらに、内臓機能の調節を行う自律神経のバランスを整え、保つ効果もあるとされています。身体に変化を感じるには、ピラティスを定期的に行う、長期間続けることが大事です。

内臓を正しい位置へ戻し、うまく機能するように導く効果があるとされています

ピラティスは、元はケガや病気から体を回復させるリハビリ目的で開発されました。そのため、身体をうまくコントロールしながら動かし、健康へと導くのに最適なエクササイズだとされています。
人の内臓は、生活していくうちに習慣や重力などにより、骨格に押される形でどんどん下垂すると言われているのです。しかし、ピラティスで身体の動きに意識を集中させて、少しずつ歪んだ骨格を囲む筋肉を強化することで、正しい位置へと戻すことも目指しています。
骨格が本来の場所に移動すると、それに伴いズレた位置にあって体の不調を招いていた内臓も、元の正しい位置へと戻されると言われています。すると、内臓機能の調節が図られ、内臓が活発化してズレていた時よりもスムーズに働くようになるでしょう。
そうなると、内臓が働くことにより消費されるエネルギーである基礎代謝が上がり、熱が発生して体温が上昇して脂肪が燃えやすくなるなどの効果も期待できるでしょう。また、胃腸の調子が良くなることで消化不良や便秘などが解消されるケースもあると言います。

内臓機能の調節を司る自律神経のバランスを整える効果が期待できます

ピラティスには内臓機能の調節を行う他に、自律神経がうまく働くように促す効果も期待できます。自律神経は、胃腸の消化器官や心臓が絶えず動き続けるなど、自分に意識ではコントロール不能な神経のことです。
自律神経は、昼間に体を活動的に動かすために優位になる交感神経と、夜体をリラックスさせるために優位になる副交感神経から成ります。2つの神経が、うまくバランスを取りながら身体機能を動かし、健康を保っています。
しかし、バランスが崩れると内臓機能の調節がうまくいかなくなり、心身にさまざまな不調が現れてくるのです。たとえば、慢性的な体の倦怠感やめまい、便秘や下痢、ほてり、メンタル面では、イライラや不安を覚える、気分が落ち込むといった症状が出ることがあります。
ピラティスでは、肋骨を横に開いて息を吸い込み、肺を膨らませ、お腹を凹ませながらしっかり息を吐き切る胸式呼吸を行います。新鮮な酸素をたっぷり体に取り入れ、不要な二酸化炭素を排出する深い呼吸法により、細胞の隅々にまで酸素が取り入れられるでしょう。この呼吸と身体機能を意識して動かす動作により、乱れがちであった自律神経のバランスを良くして、内臓機能の調節を図り、体調を整える効果が期待できるのです。

ピラティスを定期的に行い継続させることが大事です

ピラティスの数回のエクササイズでは内臓機能の調節を図る効果を実感するには難しいでしょう。定期的に行い、継続させていくことで徐々に体に変化が見られ、実感できると言われています。
レベルに合わせて負荷も調整でき、動作の難易度も変わります。そのため初心者や、シニア世代の方でも手軽に始めやすいです。運動不足気味だと始めは筋肉痛を感じることもありますが、ムリのないペースで続ければ、インナーマッスルが強化されて体がピラティスに徐々に慣れていくでしょう。
ピラティスの創設者は、「10回で体に違いを感じ、20回で見た目が変わり、30回で体のすべてが変わる」という言葉を残しています。もちろん体への感じ方には個人差がありますが、回数をこなすことが大事だとされているのです。ピラティスは初級レベルだと動作も簡単なので独学でもできます。しかし、細かな体の動きを正しく身に着けるためには、スタジオでレッスンを受けることをおすすめします。

(まとめ)ピラティスには内臓機能の調節を図る効果はあるの?

1.ピラティスには内臓機能の調節を図る効果が期待できます

ピラティスには、正しい骨格を導いてズレた内臓を正しい位置へと導き、内臓機能の調節を行う効果が期待できます。さらに、内臓機能の調節を担う自律神経のバランスを整える効果もあるとされているのです。

2.内臓を正しい位置へ戻し、うまく機能するように導く効果があるとされています

ピラティスには、日常生活に中で徐々に下垂した内臓を正しい位置へと戻し、内臓機能の調節がスムーズに行えるようになる効果が期待できます。さらに、基礎代謝が上がることで体温も上昇し、冷え症改善や脂肪燃焼が促されるといった効果もあるとされているのです。

3.内臓機能の調節を司る自律神経のバランスを整える効果が期待できます

内臓機能の調節を行う自律神経のバランスが乱れると、心身に不調が出始めて、健康が損なわれます。ピラティスの深い呼吸と動作は、自律神経のバランスを整え、内臓機能の調節を図る効果があると言われています。

4.ピラティスを定期的に行い継続させることが大事です

ピラティスで内臓機能の調節がスムーズに行える、または自律神経を整える効果を実感するには、定期的に継続して行うことが大事です。独学よりもレッスンを受けることで正しい動きが身につき、より効果が実感しやすいとも言われています。

 

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