ピラティスは腰痛改善に効果的？メンタルの関係とは？

メンタルの不調からくる腰痛改善にはピラティスが効果的と言われています

ピラティスには腰痛を緩和する効果があるとされています。
まず骨盤周りのインナーマッスルが鍛えられるので、筋肉で骨盤を支えることができるため、腰痛が軽減されます。
更に、腰痛の原因の一つである、ストレス解消にも効果を発揮します。
ピラティスの胸式呼吸法により自律神経のバランスが整い、ストレスが緩和されてメンタルが安定するので、腰の痛みも和らぎます。
腰痛改善には、整体やカイロプラクティックなどの脊椎や筋肉に働きかける方法もあります。
しかし、メンタルを安定させてストレスが原因の腰痛にもよいという意味では、ピラティスの方が総合的には腰痛改善に効果的だとされています。

ストレスでメンタルの調子を崩すことが腰痛の原因になることがあります

人の体は背骨がややS字状になっていて、頭や胴の重みがほぼ腰一点に集中し、かなりの負荷が腰にかかった状態で、日常生活では腰を曲げたり立ち上がったりと色々な動作を行います。
そうなると、腰へはかなり圧力がかかるため腰痛が引き起こされます。
更に加齢と共に腰の動きをカバーする筋肉が衰え、姿勢が悪くなることにより、より一層腰への負担が大きくなるので腰痛どんどんひどくなっていきます。
その上、メンタルの不調も腰痛に大きく関係しているのです。
日常生活の中でストレスを受け続けていると、痛みを抑制するドーパミンという脳内物質の分泌リズムがかなり乱れます。
するとストレスとせいで、ドーパミンの分泌量が減るので、腰の痛みが強くなります。
そうなると、腰の強い痛みが新たなストレスとなって更にドーパミンの分泌量を減らし、また痛みが激しくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
ピラティスは、ストレスを解消しメンタルを安定させるのに効果的だとされています。

ピラティスの胸式呼吸法はメンタルを落ち着かせる効果があるとされています

ピラティスは、胸式呼吸法を用いながらインナーマッスルを鍛えるために、様々なポーズをとっていくというエクササイズです。
胸式呼吸法は、メンタルのバランスを整えるとされる自律神経の中でも、特に交感神経に働きかけます。
ピラティスにより意識的に胸式呼吸を繰り返すことで、酸素をたっぷり胸の中に取り入れることができるため、頭がすっきり集中力が高まります。
更に、心がリフレッシュして軽くなり、ストレス解消に効果的だとされています。
ストレスによりイライラしたり、落ち込んでいた気分をすーっと癒してくれるので、メンタルの調子が整います。
すると、痛みを抑制する脳内物質であるドーパミンの分泌量が増えるので、腰の痛みが弱まっていきます。
こうしてピラティスは心の不調を取り除いてメンタルを安定させるとともに、脊椎の歪みを直して姿勢を正し、腰や背骨周りの衰えたインナーマッスルを鍛えて腰への負担も軽くするため、腰痛改善にはかなり効果が高いと言えます。

カイロや整体と比べるとピラティスの方が腰痛改善にはより効果的と言われています

腰痛を緩和したり、痛みを取り除く方法としてはカイロプラクティックや整体も効果的な方法であり、ピラティスよりも効くのではないか？と思われがちです。
整体というと主に筋肉をもみほぐして血流を促すことで、そしてカイロプラクティックというと脊椎のゆがみを正して神経伝達をスムーズにすることで、それぞれ腰痛を緩和するとされています。
しかし、かなり悪い状態から痛みが感じられなくなる状態、つまり少し悪いだけの状態までしか腰痛を改善することができないとされています。
一方ピラティスでは、腰痛の原因とされるストレスを緩和してメンタルを安定させ、尚且つ脊髄や骨盤のゆがみを正します。
更に、背骨や骨盤周りの筋肉を強化することで腰回りにクッションが作られ、腰にかかる負荷が軽減されるので腰痛を改善するだけでなく、腰回りをベストな状態にもってくることが可能だとされています。
総合的に考えると、腰痛の改善にはピラティスがより効果的だと言えます。

（まとめ）ピラティスの腰痛改善とメンタルの関係とは？