公園で休憩する女性

ピラティスで腰痛改善するには胸を張るのが良い?

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ピラティスで体の歪みを正し、適度に胸を張る正しい姿勢を保つことは腰痛改善につながります


猫背はよく腰痛の原因と言われており、姿勢を正そうとして意識的に背筋を伸ばして背中を反らし、胸を張る姿勢を保とうとする人がいます。
過度に胸を張る姿勢は反り腰といって、猫背同様に更に腰に大きな負担がかかり、体にも不調をきたします。
しかしピラティスなら、胸式呼吸を用いて無理なくインナーマッスルを強化し、徐々に姿勢を正して腰痛改善にも効果的だとされています。
中でも姿勢を整えるポーズは、誰でも手軽にできる上に、猫背改善と反り腰予防に高い効果を発揮すると言われています。
できるだけ、毎日継続してやっていくことが大事です。

ピラティスは姿勢を自然な状態に正す効果があるとされています

猫背を改善し、正しい姿勢を保つことができるようになれば腰への負荷も弱まり、腰痛が改善されると言われています。
同じ姿勢を長時間保つなど、生活習慣により引き起こされた猫背をすぐに治すのは難しいものです。
自分で無理に胸を張る、背中を反らすという姿勢を意識して続けたとしても、逆に腰が後ろに反り過ぎてしまい、更に腰痛を悪化させることにもなりかねません。
しかし、ピラティスを行うことで、無理なく歪んだ背骨や骨盤を正しい位置に戻すことも可能だとされています。
腹式呼吸法を用いて、酸素を胸いっぱいに吸い込みながらポーズをとることで、インナーマッスルが鍛えられます。
そして、背骨が徐々に自然なS字ラインを描けるように、背骨に沿って骨盤の本来の位置へと正されるのです。
背骨や骨盤が元の場所に戻れば、意識しなくても適度に胸を張る自然な姿勢を保つことができます。
そして、腰回りに圧力が集中することもなく、更に背骨や骨盤を支えるインナーマッスルがついて衝撃へのクッションとなるため負担も軽くなり、腰痛も和らぐ効果が期待されています。

反り腰姿勢は腰への負担が大きくなり、体調不調をきたすリスクがあります

前かがみの顎が突き出る猫背の姿勢が腰痛の原因なら、逆に、胸を張って背中を反らす反り腰の姿勢を保てば、猫背は解消されるのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、背骨はS字ラインを保つのが本来あるべき自然な姿勢なのに、背中をそってお尻を突き出すことで、バランスが崩れて更に腰への負担が重くなります。
良かれとおもってやった姿勢が、実は腰痛がもっと悪化するリスクを高めてしまうことになるのです。
更に内臓を圧迫するので体に代謝が落ち、お腹がぽっこり出たり、お尻が垂れ下がったり、首や肩にも負荷がかかるので、肩こりや首痛などが起こる可能性もあります。
姿勢を正しくするためには、胸を張り背筋を伸ばすことは確かに大事ですが、胸を張りすぎると自分では気づかないうちに反り腰の姿勢を続けていることになり、体の様々な部位に不調をもたらす結果となります。
しかし、ピラティスを取り入れることで、無理なく自然に姿勢を正すことができるとされています。

背骨や骨盤を元の位置に戻すには、ピラティスの姿勢を整えるポーズがおすすめです

背骨や本来のS字ラインを描き、骨盤が元の位置に戻って自然と胸を張る正しい姿勢をキープにするには、姿勢を整えるポーズがおすすめです。
誰でも手軽にできるポーズなので、やり方を覚えて実践してみましょう。

  1. 両足を肩幅よりやや大きく左右に広げ、床に立ちます。
    この時、どちら側でもいいので片足だけのつま先を外側に向けるのがポイントです。
  2. 両腕もまっすぐ水平に肩の高さに伸ばし、顔はつま先を外側に向けた方向を見ます。
    この時上半身も顔と同じ方向に向くことになります。
  3. ゆっくりと大きく息を吐きながら、重心を真下に落としそのまま5秒静止します。
    顔が向いている方向の足の膝が曲がり、もう片方の足はぴんと伸びた状態になります。
    この時、お尻が出て胸を突き出さないように、腰が後ろにそらないように注意しましょう。
  4. ゆっくりと重心を上げて、元の状態に戻して呼吸を整えます。

無理のない範囲内でいいので、3~4を5回ほど繰り返し行いましょう。
始めは少しきつく感じるかもしれませんが、繰り返し行うことで体が慣れてきます。
姿勢が正しいかわかりにくい場合は、姿見の前などで反り腰になっていないかチェックしながら行いましょう。

(まとめ)ピラティスで腰痛改善するには胸を張るのが良い?

1.ピラティスで体の歪みを正し、適度に胸を張る正しい姿勢を保つことは腰痛改善につながります

腰痛の原因、猫背を改善するために意識的に胸を張りすぎると、反り腰になってしまい腰痛が悪化する場合があります。
ピラティスなら、体に負担をかけずに自然に正しい姿勢を取り戻すことが可能だとされています。

2.ピラティスは姿勢を自然な状態に正す効果があるとされています

猫背を自分で直そうと思い、胸を張り背筋を伸ばすことを意識すると、逆に反り腰姿勢になり体に大きな負担がかかります。
しかし、ピラティスなら無理のなく背骨や骨盤の歪みを矯正し、猫背を正しい姿勢に戻し、腰痛を解消する効果が高いと言われています。

3.反り腰姿勢は腰への負担が大きくなり、体調不調をきたすリスクがあります

猫背を直そうとして、意識して過度に胸を張りお尻を突き出す反り腰姿勢は、腰に負担をかけ腰痛を悪化させます。
更に、内臓が圧迫されて体調が悪くなったり、首や肩の痛みが生じるリスクもあります。
ピラティスを行えば、負担のない自然な姿勢が保てます。

4.背骨や骨盤を元の位置に戻すには、ピラティスの姿勢を整えるポーズがおすすめです

骨盤や背骨を歪みを直し、腰痛を和らげるにはピラティスの姿勢を整えるポーズがおすすめです。
胸式呼吸を意識しながら、反り腰にならないようにゆっくり動作を行いましょう。

 

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