「長時間のデスクワークによる腰痛が辛い。どうしたらいいかわからない…」
「マッサージでは効果が続かない。何をしたらいいの?」
腰痛をお持ちの方、こんな悩みを抱えていませんか?
さまざまあるスポーツやエクササイズの中でも、ピラティスは特に腰痛に効果的だと言われています。
この記事では、なぜピラティスが腰痛に効果的なのか、腰痛改善におすすめのエクササイズと共にご紹介します!
目次
ピラティスが腰痛に効果的な理由3選
ピラティスが腰痛に効果的だとされる理由は3つあります。それぞれ解説していきます!
ピラティスではインナーマッスルを強化するから
ピラティスを行う最大のメリットとして、「インナーマッスルを鍛えることができる」ことが挙げられます。
ローカル筋と呼ばれるインナーマッスルは、体の深層にある筋肉を指します。
背骨に直接作用し、体の芯を作るローカル筋を鍛えることで、腰痛やヘルニアの原因ともなる姿勢の崩れを未然に防いだり、痛みを和らげる効果が期待できます。
インナーマッスルを鍛えると、背骨に筋肉のコルセットを巻いたような状態をつくることができます。これにより、コアが安定し、腰のあたりの背骨が機能的な配置を維持することで、椎間板などへの負担が減り腰痛のリスクも減少します。
背骨の流動性アップで過度な負担を軽減するから
背骨の流動性とは、背骨の柔らかさのことです。
背骨は24個の椎骨と仙骨、尾骨がS字カーブの形で連なっており、さまざまな身体動作に応じて、背骨や頭にかかる負担を分散しています。
長時間のデスクワークやスマートフォンを眺める生活では、姿勢の崩れと共に背骨のS字カーブが崩れ、背骨にかかる負担を分散させることが難しくなります。
そうすると、背骨の一部分だけに過度に負担がかかり、ヘルニアなどの腰痛を引き起こすのです。
ピラティスでは、背骨の一つひとつを意識しながら、流動性を向上させて動きます。
背骨1つ1つの可動域を増やすことにより骨と骨の間にクッションができ、頭や身体の負荷が分散して、腰痛が改善することが期待できるでしょう。
ピラティスで背骨が整った結果、背が数センチ伸びることもあるそうです!
腰痛の原因になるストレスを解消するから
腰痛の隠れた原因であるストレス。
実は腰痛というのは、身体の原因ももちろんありますが、ストレスが溜まることで起きることが多いのです。
脳は本来、痛みを抑制するシステムを備えています。ところがストレスを受けると機能低下し、鎮痛作用のあるホルモンの分泌が減ります。すると、わずかな痛みでも強く感じるようになってしまうのです。そして痛み自体がストレスとなり、また痛みのために身体を動かさなくなる、という悪循環となります。
ピラティスは、まさに心と身体を同時に強化していくので、精神的な開放感、ストレスの解消にもつながっていきます。無理のない範囲で正しく身体を動かし「身体を動かせる」という自信を持つことが、ストレスによる腰痛の改善への好循環を生み出していきます。
長時間同じ姿勢で仕事をする人は腰痛になりやすいといわれています。日々のストレスにも注意が必要です!
研究でも実証!ピラティスの腰痛への効果
David Cruz-Díazらが行った研究では、98人の腰痛患者を対象に、 12週間のピラティスエクササイズが腰痛にもたらす効果を測定しました。6週間目、12週間目に効果を測定したところ、どちらの期間においても腹横筋の活性化や、痛みの軽減、機能の向上などの効果が見られました。
腰痛改善におすすめ!ピラティスの特徴とは
この章では、ピラティスが腰痛改善によいとされる特徴についてご紹介します。
リハビリ目的で考案されたから安心安全
ピラティスは、1920年代にドイツ人の従軍看護師であったジョセフ・ピラティスが開発したエクササイズです。
第一次世界大戦中、兵士の負傷者や病気、怪我などの治療後に使われていたそうで、ジョセフ・ピラティスが長い年月をかけて研究した成果により、大勢の負傷者が肉体を改善し、弱ったからだを強化することに成功したといわれています。
そのため、ピラティスはからだに過剰な負担をかけることなくインナーマッスルを鍛え、病気や怪我に負けない体力を手に入れることが可能なエクササイズです。
ピラティス・マシンが動きをサポート
ピラティスには、マットの上で行うマット・ピラティスと、ピラティス専用マシンを使っておこなうマシン・ピラティスがあります。
マシン・ピラティスは、ピラティス氏がエクササイズを考案した際、寝たままでもエクササイズができるようベッドを改造したことがはじまりでした。動きをサポートするバネや、台車を搭載したマシンがあり、いずれも身体の動きをサポートしたり、適切な負荷をかけたりします。
柔軟性や可動域に自信のない方や、運動経験の少ない方は、マシン・ピラティスがおすすめです。
腰痛持ちの方は注意!エクササイズの注意点
腰痛のある方がエクササイズをおこなうときは、必ず医師に運動の制限がないかを相談しましょう。運動の制限・禁止がないことを確認してからスタジオに足を運びましょう!
ピラティスをして、腰痛やヘルニアの症状を和らげるためには、正しい方法でピラティスを行うことが必須です。
自己流のエクササイズをして腰に負担がかかると、腰痛が悪化してしまう恐れもあります。
例えば、椎間板ヘルニアをお持ちの方は、身体を前方向に曲げる「屈曲」や、身体をひねる「ツイスト」の動きが椎間板に負担をかける可能性があります。
痛みのある部分に負担をかけないようなエクササイズを選ぶ必要があるため、腰痛のある方は、ピラティス専門スタジオのインストラクターとよく相談した上でより効果的なエクササイズを行うことが大切です。
腰痛の症状を和らげるならzen placeがおすすめ!
腰痛対策でピラティスをはじめるなら、全国に100以上のピラティス・ヨガスタジオを運営するzen placeがおすすめです。
米国認定資格を保有したエデュケーターがサポート
zen placeでは、講師をインストラクターとは呼ばず、エデュケーターと呼びます。レッスン中1人1人の身体の状態をしっかりと見て、正しい身体の使い方になるよう丁寧に指導します。米国認定の資格を保有したエデュケーターたちが、豊富な知識と経験をもとに質の高いレッスンでサポートします。
オンライン活用でお家でもできる
外出を控えている方や、周りを気にせず自分のペースでピラティスを受けたい方は、オンラインレッスンもあるので、その日の体調や都合に合わせてレッスンを受けることが可能です。
全国のスタジオで相互利用が可能!
全国に100店舗以上のスタジオがあるzen placeは、全店で相互利用ができます。
家の近くのスタジオはお休みの日に、職場の近くのスタジオは仕事帰りに。このような使い方もできるので、充実した時間を過ごすことができます。
zen place ピラティスについて
【まとめ】ピラティスには腰痛やヘルニアを改善する効果がある?
いかがでしたか?
ピラティスにはインナーマッスルを鍛え、腰痛やヘルニアの症状を緩和する効果があるとされています。運動経験が少ないという方も、リハビリ生まれのピラティスであれば、安心して取り組むことができるでしょう。
また、ピラティスはストレス解消の効果も期待できるため、リフレッシュしたいという方や、ストレスを発散したいという方にもおすすめです。
ぜひ一度、体験してみてはいかがですか?