慢性化した腰痛もピラティスで治せる？

ピラティスで慢性化してしまった腰痛の原因を根本から解決できるといわれています

急性の腰痛が起こった時自然に治ることもありますが、そうでない場合はいつまでも痛みが続き、自然に治るということはまずないと思われます。
腰痛が慢性化すると、マッサージをしたり整体に通ったりしてもなかなか治らないことが多いです。
しかし、ピラティスを行うことでからだの歪みを直し、腰痛の原因を根本から解決することが可能といわれています。
インナーマッスルである筋肉を強化し、骨のゆがみを矯正、背骨の固定化が実現でき、さらにストレス解消で内面にある腰痛の原因まで解消できる可能性があるのです。
これは、マッサージやリハビリ、整体などに通うだけでは不可能と考えられます。

腰痛が慢性化するのには、精神的な要因が大きいとされています

ストレスの多い現代、高齢化社会に伴い増加している腰痛。
腰痛が慢性化してしまうのにはいくつか原因がありますが、その最も大きな要因となっているのは”精神的なストレス”です。
もちろん腰に負担がかかるような生活環境や姿勢の悪さ、加齢などといった要因も関わってはいますが、それらの要因に拍車をかけ、腰痛を慢性化させてしまうのが精神的ストレスだといわれています。
また、腰が痛いからといって過剰に安静を意識してしまうのもかえって腰痛の治りを妨げるとも考えられています。
運動不足による筋肉の硬直や骨の虚弱化は腰痛を悪化させることになりますし、ストレスを溜めやすくなってしまうため、治るものも治らなくなってしまいます。
ピラティスのエクササイズには、こういった腰痛の原因に対しダイレクトにアプローチできるといったメリットがあります。

急性腰痛と慢性腰痛の違いは「自然に治るかどうか」です

腰痛には急性のものと慢性のものがありますが、その違いは「何もしなくても治るか治らないか」といったところにあります。
急性の腰痛と慢性の腰痛の具体的な特徴をみてみましょう。

ピラティスは腰痛の原因であるからだの歪みを矯正し、慢性化してしまった腰痛にも効果があると言われています。

ピラティスのエクササイズでからだの歪みを整えましょう

慢性化した腰痛の原因を根本から解消させるためには、からだの歪みを直し、腰椎を安定させることが大切です。
膝を立てて仰向けに寝転んだときに、腰の下に手のひらがぴったり入るくらいの隙間が空くのが骨盤と腰椎の正しい位置です。
手が簡単に入ってしまうか、まったく隙間ができないという方はからだのバランスが崩れている可能性が高いため、ピラティスのエクササイズで腰椎の安定性を取り戻しましょう。
まずは簡単なものから始めるのがおすすめです。

1. ゆがみのチェックをしたときと同じ、膝を90度に立てた状態で仰向けになります。
   そのまま腰の下の空間を意識しながら、おへそを背中に近づけるようなイメージでお腹をへこませてください。
2. 息をゆっくりと吐き出しながら、膝から下が床と平行になるまで持ち上げます。
   鼻から息を大きく吸いながらおろし、反対の足も同様に上げ下げします。
   気を抜くと腰のあたりがグラグラと不安定になるので、お腹に軽く力を入れてがまんしてください。
3. これを左右5回ずつくりかえします。

腰の歪みを直すことで、腰痛の原因を根本的に取り除くことができます。
長引く腰痛にお悩みの方は、ピラティスのエクササイズを試してみることをおすすめします。

（まとめ）慢性化した腰痛もピラティスで治せる？