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ピラティスで腹筋を鍛えると、腰痛が治る?

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ピラティス式の呼吸法は腹筋を鍛え、腰痛の改善に効果があるとされています


ピラティスの呼吸法は胸式呼吸。
深く呼吸をしながらエクササイズをすることで、お腹のインナーマッスルである「腹横筋」と「腹斜筋」を鍛えることができるといわれています。
この「腹横筋」と「腹斜筋」が強化されると、腰部分の安定を保つことができ、腰痛を改善することが可能です。
それに加え、ピラティスにはストレスを解消する効果も期待できるため、肉体面・精神面の両者から腰痛にアプローチすることができると考えられています。

現代人は腰痛の原因となる「腹横筋」が弱いと言われています

腹筋は俗に呼ばれる「腹筋」=アウターマッスルである「腹直筋」だけではなく、内側で内臓を守る役目をしているインナーマッスル=「腹横筋」と「腹斜筋」の3種類に分けることができます。
また、「腹横筋」「腹斜筋」は、腰回りを支えてくれる筋肉のコルセットだと言われています。
「腹横筋」や「腹斜筋」は、体幹を整え血液の循環を促進する働きももっているので、健康なからだを維持するためにとても重要な部分だといえます。
しかし、デスクワークなどの多い現代人は、この「腹横筋」や「腹斜筋」が非常に弱いとされています。
「腹横筋」や「腹斜筋」は背骨を安定させる働きをもっているため、その力が弱いと、必然的に背骨が曲がり、腰の筋肉にも負担がかかります。

ピラティスで鍛える腹筋は、腹筋運動で鍛える筋肉とは異なります

腹筋運動は腰痛には逆効果

”ぽっこりお腹”は、女性の皆さんが特に気になる部分だと思います。
「ちょっと下腹部が出てきたかな?」と思った時、お腹周りを引き締めるために腹筋運動を行う方も多いでしょう。
しかし、腰痛の改善のため、腹筋運動をしてお腹周りを鍛えるというのは逆効果と言われていることをご存知ですか?
腹筋運動というと、膝を曲げた状態で上半身を起こすといった形が基本だと思いますが、これは腰を丸めるといった動作の反復になるため、腰痛の悪化を招く可能性もあるのです。

ピラティスで鍛える腹筋

腰痛改善のために、腹筋や背筋を鍛えるべきといった考え方は間違ってはいませんが、表向きな腹筋や背筋だけを鍛えても、内側(インナーマッスル)が弱くては意味を持たなくなってしまいます。
ピラティスでは、腹筋運動とは違う方向から腹部へアプローチをかけることにより、インナーマッスルを鍛え、体幹を強くし、自然と美しい下腹部を形成していくことが期待されています。
また、ピラティスによって姿勢を正し、からだの歪みを矯正することにより、バランスのとれたからだをつくっていくことができると考えられます。

インナーマッスルを鍛えるピラティス式胸式呼吸をマスターしましょう

胸式呼吸=ピラティス式呼吸を行うことで、インナーマッスル=筋肉が強化されるといった効果が期待できます。
自分自身の深層部にある筋肉に働きかけることを意識しながら、深い呼吸を心がけると良いでしょう。
それでは実際に、どんな方法で呼吸をするのかチェックしてみたいと思います。

  1. お腹をへこませた状態でしっかりと息を吐き切ります。そして鼻からゆっくりと息を吸い込みます。
    この時、からだはリラックスした状態でいるのが理想的。もちろん背筋を伸ばした綺麗な姿勢で行いましょう。
  2. 息を吸い込んだ時よりもゆっくりと、大きく息を吐きます。この時も、お腹をへこませた状態をキープしてください。

これらを何度も繰り返すことで、徐々に交感神経は活性化されていき、頭がスッキリとするのを実感できると思います。
ピラティスのエクササイズを行う際、この呼吸法は基本となるので是非覚えておいてください。

(まとめ)ピラティスで腹筋を鍛えると、腰痛が治る?

1.ピラティス式の呼吸法は腹筋を鍛え、腰痛の改善に効果があるとされています

ピラティスの呼吸によってお腹のインナーマッスルである「腹横筋」と「腹斜筋」を鍛え、腰痛を改善することができるといわれています。
ストレス解消もできるので、肉体面・精神面でのアプローチが可能です。

2.現代人は腰痛の原因となる「腹横筋」が弱いと言われています

腹筋にはアウターマッスルである「腹直筋」と、インナーマッスルである「腹横筋」と「腹斜筋」の3種類があります。
デスクワークの多い現代人はこの「腹横筋」や「腹斜筋」が非常に弱く、背骨が曲がりやすく腰痛を起こしやすいといえます。

3.ピラティスで鍛える腹筋は、腹筋運動で鍛える筋肉とは異なります

お腹周りを鍛えるために腹筋運動を行う方は多いですが、これは腰痛を悪化させる可能性があります。
ピラティスでインナーマッスルを鍛え、体幹を強くし、からだの歪みを矯正することで腰痛が改善されるといわれています。

4.インナーマッスルを鍛えるピラティス式胸式呼吸をマスターしましょう

ピラティスの基本である胸式呼吸では、お腹をへこませた状態でゆっくりと息を吸ったり吐いたりするため、インナーマッスルを強化することが可能です。
胸式呼吸をゆっくりと何度も繰り返していくうちに、交感神経が活性化してくると思います。

 

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