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「スイミング」というピラティスのポーズは、背中やおしりのシェイプアップに効果が期待できます
ピラティスの「スイミング」とはポーズの名前で、本当に水の中で行うのではなく、泳いでいるようなポーズのことを言います。
背中は特に贅肉が付きやすい部分ですが、このスイミングは背中のシェイプアップに効果的です。
他にもおしりのシェイプアップや太もものシェイプアップ効果もあります。
「スイミング」は首や肩のコリにもはたらきかけます
ピラティスには様々なポーズがあり、それぞれアプローチする筋肉が異なるため、シェイプアップできる部位が変わってきます。
「スイミング」は背中や腕、脚、おしり、腹筋などを使うため、全身の筋肉にアプローチすることが可能です。
効果的な部位は、背中、おしり、太ももなどです。
特に脂肪が付きやすく落ちにくい背中に引き締めやヒップアップに効果的で、たるみや背中の贅肉を落としたい人にはおすすめのポーズです。
また、背中や腹筋を鍛えることができるので、猫背などの姿勢の改善に効果的です。
姿勢が改善されれば、首や肩のコリ、腰痛、肩こりなどからくる頭痛の改善などが期待できます。
ぜひ、ピラティスを日々の習慣に取り入れてみましょう。
エクササイズは無理せず正しいフォームで行いましょう
スイミングに取り組む際はいくつかのポイントを守り、正しい方法で行いましょう。
特に次のことには注意が必要です。
正しいフォームで行う
スイミングでは、手足を持ち上げたり下ろしたりする際に頭や首を上にあげてしまうと、首に負担がかかってしまい痛めてしまう可能性があります。
また、ひじやひざを高く上げようとするあまり、曲がってしまわないように気を付けましょう。
慣れないうちは腕や足はそんなに高く上げなくてもいいので、腕や脚を前後に引っ張る、速さ、呼吸などに気を付けましょう。
何となくで回数をこなすよりも、回数は少なくても正しく行う方が効果的です。
腹筋や腕、脚に意識を集中させましょう。
動きはゆっくりと
腕や脚を下におろす際はきつくてもバタンと下ろさないように気を付けましょう。
バタンと筋肉を使わず下ろしてしまうと、効果が半減してしまいます。
腹筋と拝金を使い、呼吸に気を付けながらゆっくりと下ろすようにしましょう。
スイミングは普段体を動かさない人にもおすすめです
スイミングは体全体の筋肉を使うため、背中や腹筋、おしりや太ももなど様々な部分のシェイプアップ・姿勢改善に効果があると言われています。
特に事務職の人は背中を動かすことがほとんどないことが多く、首や肩に負担がかかり猫背や肩こりで固くなる傾向にあります。
普段動かさない部分やこり固まっている部分は脂肪が付きやすい部分で、血行も悪くなり動かさないため脂肪は落ちにくくなります。
背中やおしりの贅肉が気になる人だけでなく、肩こりや姿勢で悩んでいる人にも効果が期待できるでしょう。
簡単な「スイミング」のやり方をご紹介しますので、ぜひ自分でも取り組んでみてください。
- うつ伏せになり、両手・両脚を伸ばします。
腕は肩幅に、脚は腰の幅に広げます。 - 息を吸いながら右腕と左脚(左右逆の腕と脚)をゆっくりと上げていきます。
このとき腹筋を引き締めて、顎は引いて下を向いた状態のままにします。
顎を高く上げてしまわないように注意しましょう。
慣れてきたら、このときに腕と脚をバタバタさせてみましょう。
まずは10秒間くらい続けて、慣れてきたら30秒、1分間と時間を延ばしてみましょう。 - 息を吐きながら右腕と左脚をゆっくり下ろします。
肩甲骨に力が入り過ぎないように気を付けてください。 - 反対の左腕と右脚を同様に行います。
それぞれ5回ずつ行いましょう。
(まとめ)ピラティスのスイミングにはどんな効果があるの?
ピラティスの「スイミング」というポーズは背中やおしり、太ももの引き締めに効果的です。
引き締めだけでなく、姿勢の改善にも効果があると言われていて、事務職の人や猫背の人など姿勢が気になる人にもおすすめです。
背中をはじめ、全身にアプローチができるスイミングのポーズは、猫背などの姿勢の改善、それに伴い首や肩こり、腰痛などの改善も期待できます。
ピラティスには他にもたくさんポーズがあるため、気になるポーズを見つけてトライしてみましょう。
ピラティスで効果的に体をシェイプアップするためには、正しいフォームで行うことが大切です。
体をピンとまっすぐにした状態を保ちましょう。
また、動作はゆっくりと行い、呼吸に注意しながら腹筋や拝金など筋肉を使うことが大切です。
スイミングは背中やおしりなどの引き締めに効果的で、事務職の人など肩こりや姿勢で悩んでいる人におすすめのピラティスです。
回数よりも質が大切なので、はじめはゆっくり無理をしない程度に行いましょう。