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ピラティスは体幹を鍛え、スポーツのパフォーマンスの向上する効果が期待されています
ピラティスは世界中で行われているエクササイズで、多くのスポーツ選手に取り入れられています。
ピラティスは体幹を強化するため、パフォーマンスを発揮しやすくしたり、ケガや故障の予防したりするのにも効果的なエクササイズです。
ピラティスでスポーツに必要な体幹を鍛えることができます
一見ピラティスとスポーツは無関係に思えますが、スポーツのパフォーマンスの向上などにピラティスは深く関係しています。
スポーツをする上で体に歪みがあると、思うように力を発揮できなかったり、ケガや故障したりする原因になります。
スポーツ選手は腰など体を酷使するため、腰痛に悩まされる人や故障する選手が多いです。
ピラティスは通常の筋トレのように外側のアウターマッスルを鍛えるのではなく、内側のインナーマッスルを鍛えます。
インナーマッスルが強化されると体幹がしっかりして、骨格のバランスが整えられ体の歪みの改善が期待できます。
そのため、ピラティスで体幹を鍛え体の歪みや姿勢が改善されれば、思った通りの動きができるようになるほか、ケガや故障の予防になるのです。
それだけでなく、腰痛など身体の不調の改善・緩和が期待できます。
体幹を鍛えることにより、瞬発力やスピードもアップします。
また、ピラティスはスポーツをする人に必要とされる、神経伝達能力もアップすると言われています。
スポーツをするためには体を鍛えるだけでなく、精神も鍛える必要がありjます。
ピラティスは体幹を鍛えるだけでなく、精神面も安定させるのにも効果的なため、精神的にもパフォーマンスを発揮しやすい状態にすることが可能です。
体幹の強化にはロールアップ・ロールダウンのエクササイズが効果的とされています
ピラティスには様々なポーズのエクササイズがありますが、その中でも特に体幹を鍛えるのに効果的なエクササイズをご紹介します。
「ロールアップ・ロールダウン」という、腹筋を固定し、体幹を強化するエクササイズです。
- 坐骨を立てることを意識して座り、膝を伸ばします。
もし伸ばした状態でうまくできないようであれば、膝を曲げるとやりやすくなります。 - 両腕をまっすぐに前に伸ばして、息を吐きながらゆっくりと背中を後ろに倒していきます。
マットに背骨をひとつずつ付けていくようなイメージで行いましょう。
このとき腹筋を意識して、お腹をへこますように意識して状態をまっすぐに保ったまま倒していきます。
マットに頭まで付いたら、両腕は頭の上に「ばんざい」の状態にします。 - 一度息を吸って、息を吐きながら背骨から腰の順番で、ゆっくりと剥がしていくように起き上がります。
- これを繰り返します。
ポイント
背中を倒したり持ち上げたりする際に、背骨が曲がったりしないように、状態がまっすぐになるように意識しましょう。
肩を使うのではなく、お腹に力を入れて腹筋を使うように意識すると、状態をまっすぐに保ちながら動かせるようになります。
勢いを付けて行わないようにしましょう。
ピラティスを行うには準備が必要です
ピラティスを行う際に最低限用意しておきたいものをご紹介します。
これらを用意して心地よくピラティスを行いましょう。
まずはピラティス用のマットを用意しましょう。
ピラティスマットはヨガマットよりも厚めに作られていますが、ヨガマットやエクササイズマットでも代用できます。
ピラティスは横になるポーズも多く、カーペットや畳などやわらかい床の場合でも用意しましょう。
マットがないと一部だけに力がかかってしまい、痛めてしまう可能性があり危険です。
最近はインターネットだけでなく、お店でもよく売られているので自分が気に入ったマットを購入しましょう。
マットは安い物も売られていますがかなり薄めのものが多いので、できるだけ厚めのしっかりとしたものを選ぶようにしましょう。
心身ともにリラックスするためには、心地よいウェアが欠かせません。
きつく締めつけてしまう下着や靴下などは脱ぎ、動きやすい服装で行いましょう。
Tシャツやジャージでもいいですが、できるだけ体のラインがわかるピラティスやヨガ専用のウェアがおすすめです。
(まとめ)ピラティスはスポーツにどんな効果があるの?
ピラティスはインナーマッスルを強化し体幹を鍛えることで、パフォーマンスの向上やケガや故障を予防する効果があると言われています。
ピラティスは姿勢が悪い人や痩せたい人だけでなく、スポーツをする人にもおすすめのエクササイズです。
ピラティスは体幹を鍛えることで姿勢の改善や、スポーツに必要な瞬発力、スピード、神経伝達能力の向上が期待できます。
スポーツ選手にとって基本となる姿勢は重要なため、ピラティスで姿勢を整えることはパフォーマンスの向上や故障の予防に効果的です。
ピラティスの「ロールアップ・ロールダウン」は、腹筋や背筋を使うことで体幹を強化するエクササイズです。
肩や首を使うのではなく、腹筋に意識を集中させましょう。
短時間でも継続して行うことが大切です。
ピラティスを行うためにはマットと体のラインがわかる動きやすいウェアを用意しましょう。
マットは薄いと痛いこともあるので、できるだけ厚めのしっかりとしたものがおすすめです。
リラックスして快適にピラティスを行いましょう。