ピラティス・メソッドとピラティスはどう違うの？

ピラティス・メソッドとはピラティスの正式名称であり、同じものを指します

ピラティスとピラティスメソッドに違いはなく、同じ意味を指す言葉です。
ピラティス・メソッドは身体機能を高めるためのエクササイズの方法で、リハビリ目的でつくられたことからも、あらゆる人が取り組みやすい内容になっています。
このメソッドの効果を十分期待するには正しいやり方で取り組む必要があるため、スタジオでインストラクターの指導を受けて取り組むことがおすすめです。

ピラティス・メソッドは身体機能の向上を目指すエクササイズです

ピラティスは耳にしたことがあっても、ピラティス・メソッドやピラテスという言葉は知らないという方もいるでしょう。
ピラティス・メソッドやピラテスなどの言葉は、同じエクササイズの方法論や考え方などのことを指しています。
このエクササイズのメソッドは、身体機能の向上や正しい姿勢を身につけることを目的としている部分が大きな魅力です。

ピラティス・メソッドの特徴

ピラティスの特徴は、かける負荷を最低限にし、ムリなく行うことを目指しています。
腰痛などがある方も自分に合った強度や方法で取り組み、機能を改善する可能性があると言われているのです。

頭を使うエクササイズ

身体と心のコントロールがピラティス・メソッドのメインとなる要素のため、回数や強度よりも質を重視します。
今持っている身体の働きを最大限活用しながら、正しい身体の動かし方へと整えていくのです。
また考えながら体を動かしていくため、エクササイズを終えた後には頭がスッキリすることも期待されます。

ピラティスはリハビリのためのエクササイズが原型になっています

現在ではピラティスという言葉でよく知られているこのメソッドですが、もともとはリハビリによる身体の回復を目的としたエクササイズが原型になっています。
ピラティスの創始者であるジョセフ・ピラティスは、第一次世界大戦中の看護師として、負傷者のリハビリを行うために寝たままできる身体の強化方法や、機能改善の方法を模索していました。
この時に作られたエクササイズの方法は「コントロロジー」と名付けられ、現在のピラティスの始まりとされているのです。
ニューヨークに渡ったジョセフ・ピラティスによるエクササイズは、数々の結果を残し、その後現地のダンサーたちを中心に人気となりました。
ピラティスはインナーマッスルや体幹を鍛えることばかりに目が行きがちかもしれません。
しかしそもそもは人の身体をより良くするために、ムリなく心と体を鍛え、精神的な開放へ導くというのがそもそもの目的です。
ピラティスは行えば行うほど、精神と身体が向上し解放されていくというのは、このジョセフ・ピラティスによる言葉です。
ピラティスを行いながら精神的な開放を得ていく過程の中で、身体が健康的に鍛えられることで、しなやかな肉体が手に入れられると言えるでしょう。

ピラティス・メソッド効果を十分得るには正しい方法を知る必要があります

ピラティス・メソッドを行う時は、正しい方法で行えているか確認する必要があります。
なぜなら自己判断で正しいと思って続けていても、ピラティス・メソッドの効果が十分期待できない場合もあるためです。
しかし知識のあるインストラクターのもとでピラティスを行えば、間違った取り組みをしていれば正しいやり方に調整してもらえるため、ピラティスの効果が十分期待できるようになるでしょう。

間違った方法はケガの原因にもなる

中には、ピラティス初心者でも動画をチェックするだけで行おうとする方もいますが、実際に正しく取り組めているか確認することは難しいものです。
それに初心者で知識もあまりない状態であれば、正しいかどうかを見極めることも難しくなり、場合によってはムリしてエクササイズを行った結果、ケガを招く恐れもあるでしょう。
そのためピラティスを始める時は正しいやり方を学べるスタジオなどの利用をおすすめします。

専門スタジオの利用がおすすめ

正しいピラティスの行い方を学ぶには、質の高いインストラクターの在籍するスタジオに通う方法がおすすめです。
そしてスポーツジムよりもピラティスの目的に沿った内容が期待できる専門のピラティススタジオを選び、さらに細かく分かれた内容の中から自分に合ったレッスンを見つけましょう。
質の高いインストラクターが期待できることや、性別年齢などに合った特別クラスの設定があり、より自分の希望や取り組み方に合ったレッスンを探しやすくなります。
またインストラクターに担当してもらうことで、取り組みで気になったところをすぐ尋ね調整してもらえる点もメリットです。

（まとめ）ピラティス・メソッドとピラティスはどう違うの？