テニスボールを使ったピラティスの効果とは？

テニスボールを使ったピラティスではむくみの解消が期待できます

テニスボールを使ったピラティスでは、主に足のむくみを解消する効果が期待できます。
女性の半数以上がむくみに悩んでいると言われていますが、どのようにむくみを解消したらよいのか、わからない方も多いでしょう。
対処方法がわからないまま、むくみを放置してしまうと、足の冷えや痛みに繋がる危険性が高くなります。
テニスボールを使ったピラティスを行うと、身体に負担をかけずに、むくみを解消する取り組みができます。
足のむくみを解消して、身体にたまった余分な水分を循環させましょう。

テニスボールを使ったピラティスは足のむくみをリリースするのに効果的です

ピラティスでテニスボールをリリース道具として使用すると、足のむくみを解消する効果があると言われています。
足のむくみが起こる原因はいくつも考えられますが、ピラティスで血液の流れを作れば、むくみによる不調を感じにくくなります。
テニスボールを使ったピラティスで股関節をゆるめてあげると、膝や足首の関節の血流改善に繋がります。
足との接続部分である骨盤の周囲には、大きな血管が通っているため、股関節が硬いと足の血流が滞り、老廃物がたまりやすくなります。
骨盤の歪みは、足裏のバランスの悪さが原因です。
細かい骨が密集した足裏は、ピラティスの動きを使ってほぐしていくと、歪みが取れて安定しやすくなると考えられています。
足裏をほぐすには、ほどよい硬さのあるテニスボールを用意しましょう。
つま先でテニスボールを踏み、指や関節、土踏まずと位置を移動させながらほぐしていきます。
ただ踏むのではなく、足の指をしっかりと使い、足裏がテニスボールに触れている感覚を意識しましょう。
自分の身体がどのような動きをしているのかを知るのが、ピラティスの基本になります。
テニスボールを使ったピラティスでは、肩甲骨をゆるめる効果も期待できます。
マットの上にテニスボールを2つ置き、膝を立てた姿勢で仰向けになります。
肩甲骨の左右にテニスボールが当たるようにし、テニスボールが転がらないように気をつけながら、身体を横に揺らします。
左右に揺らす動きだけでなく、テニスボールに身体を押しつける動作を加えると効果的です。
肩甲骨の可動域が広がれば柔軟性が増し、自分の身体をコントロールしやすくなります。

足のむくみがさまざまなトラブルを招きます

むくみは末端に起こりやすいため、特に足はむくみやすい場所になっています。
足のむくみは余分な水分が足にたまるために起きますが、むくみがあるというのは、全身の循環が滞っていることを意味しています。
むくみを放置してしまうと、水分や老廃物を排出できず、代謝が悪くなってしまいます。
代謝が悪いと足にセルライトが発生しやすくなり、足が太くなる原因になります。
足のむくみは水風船のような状態だと思われがちですが、実際は指で押しにくいほどカチカチになっています。
ふくらはぎを触った時に硬さを感じる場所があれば、それは筋肉ではなく、むくみになります。
むくみは足の水太りを招くだけでなく、肌荒れや肌のくすみを招く原因になるとも言われています。

足のむくみが起きやすい人にはピラティスがおすすめです

足のむくみが起こりやすい人は、生活習慣に問題が隠されていることが多いです。
自分の生活習慣を振り返ってみて、むくみを起こしている原因を見つけましょう。

足がむくみやすい人は、普段から足が冷え切っています。
筋肉量が不足しているのであれば、ピラティスをして少しずつ身体をほぐしましょう。
ピラティスをすると足のどの部分が冷えやすいのかが、わかるようになります。

普段から身体を動かす習慣がない人は、足がむくみやすい傾向があります。
重力の関係で足はむくみやすいので、ふくらはぎのポンプ機能を高めることが重要です。
ピラティスでふくらはぎをほぐし、循環を良くしましょう。

足に触れる習慣がないと、水分や老廃物がたまりやすくなります。
ピラティスでは、自分の身体を知ることを大切にしています。
自分の手で足に触れる時間を作ると、むくみの解消に繋がります。

（まとめ）テニスボールを使ったピラティスの効果とは？