ピラティスをする女性

ストレッチとエクササイズの違いって何?

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ストレッチとエクササイズでは期待できる効果が違います

ストレッチは「柔軟運動」とも呼ばれるように、筋肉や関節の柔軟性を高めるためのものです。筋肉や関節の可動範囲を広げ、疲労物質を排出する効果が期待できます。
一方でエクササイズは筋肉を伸縮させることで負荷をかけ、筋肉を強化するためのものです。ピラティスなどのエクササイズはインナーマッスルを鍛えるのに効果的です。

ストレッチとエクササイズには明確な違いがあります

ストレッチとエクササイズ、どちらも健康維持に役立つものとして知られています。しかし両者は似て異なるもので、それぞれに違った目的や効果があるとされています。
この違いを理解することで、より健康維持に役立てていけるのではないでしょうか。まずストレッチというのは、筋肉や関節の柔軟性を高める目的で行われる運動のことをいいます。
1970年代にアメリカ人のボブ・アンダーソンによって提唱されたのが歴史の始まりです。「柔軟運動」「柔軟体操」などと呼ばれることもあります。
筋肉や関節の可動域を広める、疲労物質を排出する効果があると考えられています。準備運動や整理運動の一環として取り入れられることが多く、怪我の予防や疲労回復に役立ちます。
一方でエクササイズというのは、通常よりも筋肉を伸び縮めさせることで負荷をかける動作のことをいいます。負荷のかかった筋肉は自らを回復させるために成長ホルモンの分泌を行います。
それによりタンパク質が合成され、筋肉が強化されていくのです。ピラティスにおいては胸式呼吸が伴い、インナーマッスルを強化するのに効果的です。
また厚生労働省の運動指針2006では運動強度(メッツ)に時間をかけた単位と定義されています。

ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがあります

ストレッチと一言で言っても、その種類はさまざまです。ストレッチの種類を知っておくことで、適切な方法を選ぶことができるでしょう。

静的ストレッチ

「スタティックストレッチ」とも呼ばれる静的ストレッチは、同じ姿勢を保ちつつ一定方向に筋肉を伸ばすストレッチです。反動や大きな動きはありません。
静的ストレッチでは、血行促進や筋肉、関節の柔軟性を高める効果が期待できます。そのため整理運動として用いるのが望ましく、疲労を感じたときなどに実践するのがよいです。

動的ストレッチ

動的ストレッチには二種類があります。一つは「ダイナミックストレッチ」です。
ある一定の動きの中で筋肉や関節を伸ばし、身体をほぐしていくことが主な目的となります。ラジオ体操などが代表的で、準備運動に向いているでしょう。
もう一つは「バリスティックストレッチ」です。反動を付けて行うストレッチで、筋肉や関節をより効率的に伸ばすことができます。
こちらも、準備運動として取り入れられています。

ストレッチを実際に行ってみましょう

ストレッチの種類とその効果を理解したところで、実際に日常生活に取り入れていってみましょう。運動のウォーミングアップやクールダウンとして活用できるだけでなく、デスクワークで凝り固まった筋肉をほぐすのにも役立ちます。

肩こりや首こりに効果的な静的ストレッチ

1.床にあぐらをかいた状態で座ります。
2.右手を左耳に当てて、そのまま首を右方向にゆっくりと倒していきます。
3.その状態を10秒以上保ちます。
このとき、左手の腕を伸ばし、肩が内側にくるまで捻ってください。
4.左手を右耳に当て、同じ動作を行います。
5.曲げた左腕を利用し、右腕を胸の前に引き寄せます。
このとき、右腕を伸ばすように意識するとよいです。
6.その状態を10秒以上保ち、反対側も行います。

準備運動に向いている動的ストレッチ

1.両足を肩幅に開いて立ちます。
2.両手を肩の上に乗せます。(右手は右肩、左手は左肩)
3.大きく半円を描くようなイメージで、腕を前後に振ります。このとき、左右が交互に動くようにしましょう。
4.両手を腰に置き、足をピッタリと閉じます。
5.太ももを上に上げて、後方から前方に向けるように回します。左右交互に10回以上行いましょう。

(まとめ)ストレッチとエクササイズの違いって何?

1.ストレッチとエクササイズでは期待できる効果が違います

ストレッチは筋肉や関節の柔軟性を高める目的で行われます。筋肉や関節の可動域を広げ、疲労物質の排出に効果的です。
エクササイズは筋肉に負荷をかけ強化する目的で行われます。代表的なのがピラティスで、インナーマッスルを鍛えることができます。

2.ストレッチとエクササイズには明確な違いがあります

ストレッチはアメリカのボブ・アンダーソンによって提唱された、筋肉や関節の柔軟性を高めるための運動です。準備運動や整理運動として取り入れられることが多いです。
一方のエクササイズは筋肉に負荷をかけて強化する動作のことをいいます。

3.ストレッチには静的ストレッチと動的ストレッチがあります

ストレッチには「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」と大きく分けて二種類があります。整理運動に向いているのが静的ストレッチです。
動的ストレッチにはダイナミックストレッチとバリスティックストレッチがあり、準備運動として取り入れられています。

4.ストレッチを実際に行ってみましょう

ストレッチは運動のウォーミングアップやクールダウンだけでなく、デスクワークで凝り固まった筋肉をほぐすのにも効果的です。肩こりや首こりを和らげる静的ストレッチ、準備運動に向いている動的ストレッチを実際に行ってみましょう。

 

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