肩こりをケアしてもらう女性

肩甲骨はがしとはどういうストレッチ?

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肩甲骨はがしは背中の肩甲骨の動きをよくするためのストレッチです

肩甲骨はがしとは、 長い時間パソコンやスマートフォンを使っているなどの原因から、首や肩の筋肉がこり固まってしまった状態を改善するためのストレッチ方法や整体の施術といえます。肩甲骨を動かす筋肉は普段の動きではあまり使われることがないため、肩甲骨を動かさないでいると、動きが固くなり肩こりの原因になるといわれています。
首や肩まわりのこりに影響があるとされる、肩甲骨を動かす筋肉をストレッチなどでほぐすことで、つらい肩こりや体調不良の改善が期待できるでしょう。

肩甲骨は背中にある三角の形をした骨です

肩甲骨は背中側の肩の下にある三角形の骨のことで、肩甲骨は体の深部にある肩甲挙筋(けんこうきょきん)によって上に動き、菱形筋(りょうけいきん)などの働きで横に動くとされています。これらの筋肉のある外側の、体の表面に近い部分には僧帽筋(そうぼうきん)があり、僧帽筋にも肩甲骨を動かす働きがあるとされています。
そして肩甲骨を動かす筋肉には頭と首を支える働きもあるため、大切な働きを持つ筋肉といえるでしょう。人間の頭は約6~7kgの重さがあるといわれ、首だけで支えているにも関わらず非常に重さがあります。
この頭を支えている首や肩の筋肉には、日常的に大きな負荷がかかっているといえるでしょう。さらにスマートフォンの画面を長時間覗き込んでいるときには頭がうつむいた状態になりやすく、頭を支える筋肉への負担も大きくなります。
そのため肩甲骨へとつながる筋肉が、生活習慣からくる負担からこり固まってしまうと、肩甲骨を動かしにくくなります。肩こりのため肩甲骨が背中に張り付いたように感じる状態といえるでしょう。
肩甲骨はがしでは、この肩甲骨の動きをスムーズにすることが期待できます。

肩甲骨の動きが悪いのは肩こりの症状の一つです

肩が重く、固まっているような肩こりの時には、肩甲骨の動きも鈍くなっているといえます。肩甲骨は通常では肋骨の外側をスムーズに動いていますが、肩がこっていると肩甲骨が肋骨に張り付いているような動きにくさを感じます。
肩こりには、肩甲骨を動かす肩甲挙筋と菱形筋が大きく関係するといえるでしょう。これらの筋肉は体の表面に近い場所にある僧帽筋とは異なり、深部にあるため、肩もみやマッサージでこりを改善しにくいとされています。
肩甲骨の動きが悪くなってしまうと、簡単に腕を上げることができません。肩甲骨にはさまざまな動きがあり、肩をすくめる動作や肩を下げる動作、猫背にする動作、胸を張る動作、腕を伸ばした状態で横から腕を上げ下げする動作などがあります。
肩甲骨の動きが十分かどうかを調べるには、 かかとと背中を壁につけてまっすぐ立った状態で、手のひらを下にして伸ばした腕を横から高く上げてみればおおよその診断ができるでしょう。伸ばした腕を高く上げることができれば、肩甲骨は固まっていないといえます。
もしも腕が水平から斜め60度以上に上げられない場合には、肩甲骨の動きが悪くなっている状態なので注意が必要です。

肩こりは慢性化する前に改善させましょう

肩こりは、肩まわりの筋肉の負担が大きいときに、その負担から筋肉が緊張している状態といえます。筋肉が緊張のため収縮していると、血流や代謝が悪くなって、より筋肉がこり固まるという悪循環が生じます。
肩こりをそのまま放っておくと、代謝が悪くなって疲労物質が排出されにくくなり、疲れが取れにくい状態になるかもしれません。悪化が進むと自律神経の乱れも生じるでしょう。
肩こりを根本的に改善させるためには、体の表面に近い筋肉だけでなく深部の筋肉をほぐす必要があります。マッサージが届かない深部の筋肉の改善には、ストレッチが適しているといえます。
そして肩こりの原因になるとされる、猫背などの悪い姿勢も正しい姿勢に改善する必要があるでしょう。ただのストレッチは、基本的に筋肉を伸ばすために行うもので、姿勢の改善に役立つ筋肉を鍛えることはできません。
筋肉を柔軟にするストレッチ効果と、体幹を鍛えて姿勢を改善する効果が期待できるエクササイズにはピラティスがあります。誰でもムリせずに行うことができ、姿勢の改善まで望めるピラティスの肩甲骨はがしクラスなら、気になる肩こりや姿勢の改善に適しているといえるでしょう。

(まとめ)肩甲骨はがしとはどういうストレッチ?

1.肩甲骨はがしは背中の肩甲骨の動きをよくするためのストレッチです

肩甲骨はがしとは、こり固まった首や肩の筋肉を改善するためのストレッチなどのことといえます。首や肩などのこりの原因になる肩甲骨を動かす筋肉は、普段の動きであまり使用されないため、肩甲骨はがしでほぐすことにより肩こりなどの改善が期待できます。

2.肩甲骨は背中にある三角の形をした骨です

肩甲骨は背中の肩辺りにある三角形の骨で、頭や首を支えている肩甲挙筋や菱形筋、僧帽筋などによって動かすことができるとされています。長時間悪い姿勢でいるとこれらの筋肉への負担が大きくなり、肩こりの原因や肩甲骨が動きにくくなることにつながります。

3.肩甲骨の動きが悪いのは肩こりの症状の一つです

肩がこっているときには、肩甲骨の動きも鈍っている場合が多いでしょう。肩甲骨の動きに問題がないかどうかは、腕が体の横からどれだけ上に上がるかチェックして、その可動域を確認することができます。

4.肩こりは慢性化する前に改善させましょう

肩こりは肩周りの筋肉が緊張している状態です。肩こりでは代謝が悪くなり、悪化すると自律神経が乱れる場合があります。
根本的な改善には筋肉をやわらかくするストレッチよりも、体幹を鍛えて姿勢を改善することができるピラティスが適しているといえます。

 

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