テニスラケットとボール

【保存版】肩甲骨のマッサージやストレッチはテニスボールで出来るの?

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テニスボールを使って誰でも簡単に肩甲骨はがしが出来ます

仰向けに寝てテニスボールを肩甲骨に当てて、腕を動かすというシンプルな動作なので、年齢に関係なく手軽に肩甲骨はがしは行えます。ムリのない範囲で毎日継続させましょう。
肩甲骨はがしは、肩周辺の筋肉をほぐし、血流を促すと言われています。肩こりや猫背の解消、バストアップやダイエットなど体にさまざまな効果をもたらすと考えられています。

テニスボールで行う肩甲骨はがしの方法は?

肩甲骨は背中の上の方にある三角形の出っ張った骨です。背中や首などの筋肉ともつながっており、腕を滑らかに動かす働きを担っています。
肩甲骨は、本来鎖骨とのみ関節で連結して宙に浮いたようになっています。しかし背中や首とつながった筋肉が疲労し、強張ると肩甲骨の動きが悪くなり、肋骨にへばりつくような形になります。
肩甲骨はがしは、肋骨から肩甲骨をはがし、元の正しい位置に戻すためのストレッチなのです。色々な方法がありますが、硬いテニスボールを使ったやり方もあります。
肩甲骨は手が届きにくいですが、テニスボールを使ってゆっくり圧をかけることで、気持ち良く、筋肉がほぐれやすいと言えます。ではやり方を紹介します。

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テニスボールを使った肩甲骨はがしの方法

step1
仰向けに寝転がって、テニスボールを肩甲骨の硬い部分に当てます。当ててみてやや痛いと感じる部分でもOKです。
step2
そのまま両腕をそれぞれ左、右に動かして胸を開きます。
step3
同じ姿勢で両腕を上下に上げたり下げたりします。テニスボールがズレないように気を付けながら10回ほど繰り返します。
step4
今度は両手を天井に向かってまっすぐ伸ばし、ゆっくり下ろします。10回ほど繰り返します。
step5
テニスボールを肩甲骨の内側に当たるように置きます。
step6
両手をまっすぐ天井に向かって伸ばし、ゆっくりとテニスボールが肩甲骨と背中に間に当たるように体を動かしてみましょう。

呼吸を整え、リラックスしながら行いましょう

テニスボールを使った肩甲骨はがしは、床と背中の間にテニスボールを置いて行うだけなので簡単に出来るストレッチと言えます。仰向けに寝たときにテニスボールを肩甲骨の硬い部分に当てておくと、腕を回したときに身体の重みもかかり肩甲骨をしっかりほぐすことが出来るでしょう。
片側の肩甲骨をほぐしたあとには、偏らないように反対側の肩甲骨にもボールを当ててストレッチします。左右の肩甲骨にバランス良くテニスボールを当てて行いましょう。
肩甲骨をほぐすときには深い呼吸でリラックスしながら行うと、筋肉が伸びやすくなります。特に痛みを感じる箇所ではテニスボールを動かさずとどめたままで身体の力を抜き呼吸を深めると、ストレッチ効果を高めることが期待できます。

肩こりや姿勢の改善・バストアップなどさまざまなメリットがあるとされています

 

テニスボールを使った肩甲骨はがしを行うことは、心身に多くのメリットをもたらします。肩甲骨の周りにある筋肉の緊張を和らげることで、血流が良くなります。
肩こりの原因となる疲労物質や老廃物が排出されるので、肩こりや首周りのコリ、背中の痛みなどの軽減にも繋がると言われています。さらにデスクワークやパソコン作業、スマホ操作は首が前に出て、肩をすぼめるような前かがみの姿勢になりがちです。
こういった猫背が習慣化することで、肩甲骨周りの筋肉が固くなってしまいます。しかし肩甲骨はがしで筋肉をほぐすことで背中の筋肉が強化され、背骨をしっかり支えられるようになるとされています。
肩甲骨を正しい位置に戻し、姿勢を正しくする効果も期待できると言えるでしょう。また猫背が改善されると胸を張るようになるため、大胸筋の衰えを防止できるようになります。
しかも肩甲骨はがしにより、肩や大胸筋周辺の筋肉も強化されます。バストをしっかり支えることが出来るようになり、バストアップにも効果的だと考えられています。
そして肩甲骨周りの筋力アップにより、血流が促され、代謝が上がって熱が生成されやすくなります。その結果として脂肪燃焼が促進されるのでダイエット効果も期待できると言われています。

肩甲骨はがしのさまざまなメリット

・血流が良くなる
・疲労物質や老廃物が排出され、肩周りのコリや痛みが軽減される
・背中回りの筋肉をほぐすことで力が強化されて背骨をしっかり支えられるようになる
・大胸筋周りの筋肉が強化され、バストアップに繋がる
・代謝が上がり脂肪燃焼が促進されるのでダイエット効果もある
・深部まで刺激が届くためつらい肩こりでも改善が期待できる
・血行が良くなって冷え性が改善される
・脳への血流が上がり自律神経の安定に繋がる
・筋肉のパフォーマンスが上がる

筋膜リリースを習慣にして、毎日継続させることが大事です

全身のコリや姿勢の悪さ、運動時のパフォーマンスにも関係するといわれ注目を集めているのが「筋膜リリース」です。テニスボールを使った肩甲骨はがしには筋膜リリースの働きもあると言われています。

筋膜とは

この筋膜とは、筋肉の外側で筋肉を包み込むように存在している薄い組織膜のことと言われています。表層から深層まで全身の筋肉を立体的に包んで、それぞれの筋肉の動きに影響を与えている重要な組織と言えるでしょう。
ところが筋膜は柔らかい組織のため、悪い姿勢や同じような動きを続けていると筋膜がゆがんだ状態で萎縮・癒着する場合があります。筋膜が萎縮や癒着してしまうと筋膜にこわばりが生じて、包んでいる筋肉の柔軟性が損なわれる原因になります。

筋膜リリースとは

萎縮・癒着した筋膜をマッサージやストレッチなどで柔らかくし、解きほぐすことを筋膜リリースと呼びます。筋膜の癒着が改善されると筋膜の柔軟性が上がり、筋肉の動きがサポートされて運動パフォーマンスの向上が期待できるでしょう。
テニスボールを使って身体の外側から強く圧をかけることで深層にある筋膜まで力が届き、筋膜の癒着を軽減する筋膜リリースを行うことが可能です。テニスボールを使って自分で筋膜リリースを行う場合には、ムリせず心地よい強さで行いましょう。
筋膜リリースによって肩こりが改善し運動パフォーマンスがアップしたあとにも、また普段の生活を送っているうちに筋膜がねじれて筋膜リリースが必要になることもあります。
筋膜リリースを習慣化し、定期的に行うことが筋膜の癒着予防に繋がるのです。

ピラティスやヨガなどの前後に行うとより効果的

テニスボールを使って行う筋膜リリースを行うと、筋膜や筋肉がほぐされて運動能力の向上が期待できるでしょう。ピラティスやヨガは首・肩・胸周りを開いていくのに適しているエクササイズですが、準備運動として筋膜リリース行うことで運動のパフォーマンスが上がるため、運動効果をアップさせることに繋がります。
筋膜リリースで運動パフォーマンスをアップさせてからピラティスやヨガを行うと、関節の可動域が拡大されるため安定して運動することが出来るでしょう。また、筋膜をほぐしてからエクササイズを行うとポーズが取りやすくなるメリットもあります。

(まとめ)肩甲骨のマッサージやストレッチはテニスボールで出来るの?

テニスボールを背中の肩甲骨に当て仰向けに寝て圧をかけると、動きが悪くなっている背中の肩甲骨の動きが改善できると言われています。

テニスボールを背中の肩甲骨に当て仰向けに寝て圧をかけると、動きが悪くなっている背中の肩甲骨の動きが改善できると言われています。このテニスボールを使った肩甲骨はがしは簡単に行うことが出来て、肩こりの改善や血行の促進、バストアップや自律神経の安定などさまざまなメリットがあるとされています。
テニスボールを使うと肩甲骨に強い刺激を与えることが可能になり、深層部で萎縮や癒着している筋膜をほぐす「筋膜リリース」の効果も期待できるでしょう。テニスボールを使った肩甲骨はがしは、効果がいつまでも持続するわけではないため定期的に行う必要があります。

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