背中のマッサージを受ける女性

肩甲骨はがしの目的とは?

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肩甲骨はがしは肩こりなどのつらい症状を改善する目的で行う場合が多いでしょう

肩甲骨は背中の両肩のところにあり、肋骨の上に存在しています。肩甲骨は肋骨にはつながっていないため、大きく動くことが可能な骨といわれています。
そして肩甲骨には、首・肩・腕など多くの筋肉がつながっていて、筋肉の動きをサポートするという働きがあります。肩甲骨はがしは、主に、肩甲骨を動かして、肩甲骨周りの筋肉のこりをほぐすエクササイズや整体の施術などのことです。
肩甲骨の特徴を生かした体調管理の方法といえるでしょう。

肩甲骨はがしは日本人に多い肩こりの改善に役立つとされています

日本人が日常生活で感じる健康の悩みの上位に入っているのが、肩こりといわれています。肩こりは女性の1位、男性では2位になっていて、多くの方が悩んでいる症状といえるでしょう。
とくに現代では、パソコンやスマートフォンを使用する機会が増えています。 画面を眺めている前かがみの姿勢で長時間過ごすことが多くなり、肩こりや首のこりなどに悩む方が増えたため肩こりを改善するための方法が注目されているといえます。
肩こりの主な症状は以下の通りです。

肩こりに関係する主な症状

・肩の痛み、違和感
・頭痛
・呼吸が苦しい
・疲れやすい
・集中力がなくなる
・猫背や巻き肩など姿勢が悪くなる
・太りやすくなる
・自律神経が乱れる
肩こりになると、筋肉のこりや痛みで腕を動かしにくくなったり、頭痛がしたりとさまざまな症状が生じる恐れがあるでしょう。肩こりには多くの人がかかっているため、一般的な症状だからと気にせずにそのまま放っておくと、痛みなどのストレスから自律神経のバランスが崩れる場合もあります。
症状が悪化する前に肩甲骨はがしを行って、健康な身体を維持するようにしましょう。

肩こりが悪化すると肩甲骨の動きが悪くなるとされています

肩こりで筋肉にこわばりが生じると、その筋肉の周りの血流が悪化してさらにこりがひどくなる悪循環に陥るとされています。肩こりをそのままにしていると、徐々に肩甲骨の動きも悪化してしまうでしょう。
肩甲骨は腕の上げ下げや肩の上げ下げ、猫背になったり、胸を張ったりするなどの動きと関係しているといわれています。ところが、普段の生活では腕を大きく動かしたり肩を回したりすることはほとんどない場合が多く、長期間動かさないでいたことで肩甲骨の周りの筋肉が硬くなることもあるとされています。
肩甲骨の周りの筋肉が硬くなると、硬くなった筋肉によって、大きく動くはずの肩甲骨まで背中に貼り付けられたように動かなくなる場合があるかもしれません。もしも肩甲骨の動きが悪くなると、腕をのばしたまま大きく回すことができなくなる、腕をのばしたまま身体の横から手を上まで上げることができなくなるなど、腕の動きにも問題が生じるとされています。
肩甲骨の動きが悪くなっていると、筋肉のこわばりによる血行不良などさまざまな体調不良の心配があります。普段から腕を回して肩甲骨の動きをチェックするなど、注意しておくと安心できるでしょう。

肩甲骨はがしは健康と美容に役立つ方法とされています

肩甲骨の動きが悪くなっているときには、肩こりで肩周りの筋肉がこわばり、猫背などの悪い姿勢のまま固まっていることが多いといわれています。猫背の姿勢では、両肩が前に出た状態で背中の僧帽筋は前に引っ張られたままになるとされています。
胸を支えている大胸筋は猫背のときには縮んで下に下がり、大胸筋が首の広頚筋を下に引っ張るため、胸は下がり、顔にはたるみが生じるでしょう。猫背になっていると、このように美容上の問題も生じます。
上半身のさまざまな筋肉と関連している肩甲骨が固まって動かないと、周囲の筋肉も動くことができずにどんどん肩や背中のこり、姿勢の悪さが悪化していくでしょう。その悪循環を防ぐために、肩甲骨はがしで肩や背中のこりの改善が期待できます。
肩甲骨にフォーカスした動きを取り入れたピラティスの肩甲骨はがしでは、背骨のストレッチや首元胸元、背中の筋肉をやわらかくしてすっきりとした美しい状態を目指すことができます。こり固まった重い首や肩のこりを解消して、つらい肩こりの改善も期待できるでしょう。

(まとめ)肩甲骨はがしの目的とは?

1.肩甲骨はがしは肩こりなどのつらい症状を改善する目的で行う場合が多いでしょう

肩甲骨は背中の両肩にある骨です。肋骨の上に位置して肩や首などあちこちの筋肉とつながっていて、肩周りの動きをサポートしているといわれています。
肩甲骨はがしは、肩甲骨を動かして周りの筋肉のコリをほぐす、健康維持するための方法といえるでしょう。

2.肩甲骨はがしは日本人に多い肩こりの改善に役立つとされています

パソコンやスマートフォンを使用する機会が増えていることもあり、多くの日本人が 肩のこりや痛みに悩んでいるといわれています。肩こりを放っておくと、自律神経の乱れにもつながるため肩甲骨はがして早めに改善することが重要といえるでしょう。

3.肩こりが悪化すると肩甲骨の動きが悪くなるとされています

肩こりをそのまま放っておくと、徐々に悪化して肩甲骨の周りの筋肉も硬くなるといわれています。肩甲骨が周りのこわばった筋肉によって背中に貼り付けられたようになると、動くはずの肩甲骨が動かなくなり、さまざまな不調が生じる心配があるとされています。

4.肩甲骨はがしは健康と美容に役立つ方法とされています

肩甲骨の動きが悪いと、猫背などの姿勢で筋肉が固まる場合もあるでしょう。猫背のため筋肉に負担がかかっている状態では、胸が下がり顔がたるむ恐れがあります。
肩甲骨はがしで肩甲骨の動きをスムーズにすると、これらの問題の改善が期待できます。

 

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