マッサージを受ける女性

肩甲骨はがしで血圧を下げることができる?

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肩甲骨はがしで血圧を下げることができる場合もあります

肩こりになると、肩や首などの筋肉にこりが生じて筋肉が硬くなるでしょう。すると硬くなった筋肉の周りにある血管が収縮するため、血行が悪化し、収縮した血管を通る血圧は上昇する恐れがあります。
肩甲骨はがしは、肩こりなどでこわばっている肩や首などの肩周りの筋肉をほぐすための健康法です。肩甲骨はがしでは、肩甲骨を動かすことで肩甲骨に集まっている周りの筋肉のこりをほぐすことが期待できるでしょう。
肩甲骨はがしで筋肉のこりが改善されて血管の収縮が治ると、血圧も改善される場合があります。

肩甲骨はがしは固まっている筋肉をほぐす方法とされています

肩甲骨は背中側の肋骨の上にある大きな三角形の形をした骨です。背中にある肩甲骨には肩まわりの多くの筋肉がつながっていて、周りの骨には固定されていないため、自由に動くことができるとされています。
肩甲骨には、その特徴から周りの筋肉と連動しながら背中側の肋骨の上を滑るように動き、肩や腕などの動作をサポートする働きがあるといえるでしょう。パソコンやスマートフォンの使用など、日常生活で生じる肩こりは、この肩甲骨に関係する筋肉が固くなることで生じるといえます。
肩こりの原因になる主な筋肉には、肩甲挙筋(けんこうきょきん)や菱形筋(りょうけいきん)、僧帽筋(そうぼうきん)などがあり、肩甲挙筋や菱形筋は、マッサージでほぐすことのできない深層筋とされています。肩甲骨は深層筋ともつながっているため、肩甲骨周りのこれらの筋肉が肩こりによって硬くなったときには、肩甲骨はがしで固くこった筋肉をほぐすことができるでしょう。

血圧が高い状態を放っておくと動脈硬化などになる恐れがあります

高血圧とは、慢性的に血圧が正常値よりも高い状態のことです。高血圧の状態は血管に大きな負担がかかるため、血管の内壁が傷つき、血管は硬くなりやすいといえるでしょう。
高血圧のために血管が傷つくと、今度は血管内部に脂肪が沈着して血管が狭くなる動脈硬化になりやすくなるため、高血圧の状態は早めに改善することが大切です。動脈硬化は「高血圧」「高脂血症」「喫煙」「肥満」「ストレス」などが原因で生じるとされています。
高血圧やストレスの改善など、肩甲骨はがしによって動脈硬化の要因を減らせる場合もあるため、血圧が高く肩こりがひどいと感じているときには、肩甲骨はがしが適しているといえるでしょう。またはじめから高血圧や低血圧だった場合にも、肩こり・頭痛・めまい・動悸などの症状が現れやすいといわれています。
肩こりが原因で高血圧になるだけでなく、高血圧の症状として肩こりが生じる場合もあります。この場合には、肩こりを改善しないと高血圧がひどくなるなど悪循環に陥る心配もあるため、肩甲骨はがしで肩こりの改善をすることは重要といえるでしょう。

肩甲骨はがしは動脈硬化の予防にも適しているといえます

高血圧は悪化すると動脈硬化になり、ひどい場合には心筋梗塞や狭心症の原因になるといわれています。 高血圧から動脈硬化に変化しないように、普段から日常生活に肩甲骨はがしを取り入れることが健康維持につながるといえます。
肩甲骨はがしで肩こりの痛みを改善しストレスを軽減する、肩甲骨はがしエクササイズなどで運動不足と肥満解消に役立てるなど日常生活に上手に取り入れることで高血圧や動脈硬化を防ぐことが期待できるでしょう。プロのアスリートからハリウッド女優、高齢者まで幅広い方々が日常生活に取り入れているのがピラティスです。
ピラティスの肩甲骨はがしは誰にでもできるムリのないエクササイズです。肩こりの原因となる身体の歪みを矯正し、常に身体の部位を意識して行うエクササイズでインナーマッスルを鍛えるため、歪みのない正しい姿勢に改善したあとにもずっと姿勢を維持することが期待できるでしょう。
集中して行うエクササイズは精神力を高めることにつながり、定期的に続けることで運動不足も解消されるなど健康や体型の維持に適しているといえます。

(まとめ)肩甲骨はがしで血圧を下げることができる?

1.肩甲骨はがしで血圧を下げることができる場合もあります

肩こりになると肩周辺の筋肉がこって硬くなるでしょう。固くなった筋肉の周りの血管は収縮し、収縮した血管を通る血液の血圧は上昇する場合があります。
肩甲骨はがしで肩のこりをほぐすと血圧が改善するといえます。

2.肩甲骨はがしは固まっている筋肉をほぐす方法とされています

肩甲骨が背中側の肋骨の上を動く三角形の形をした骨です。肩周りにある多くの筋肉とつながっているため、筋肉と連動して肩甲骨も動くとされています。
そのため周りの筋肉が肩こりなどで固まった場合には、肩甲骨を動かしてほぐすことができるでしょう。

3.血圧が高い状態を放っておくと動脈硬化などになる恐れがあります

高血圧とは血圧が正常値よりも常に高い状態にあることです。高血圧によって肩こりが生じることもあるため、肩甲骨はがしで肩こりを早めに改善しないと悪循環に陥る場合もあるでしょう。

4.肩甲骨はがしは動脈硬化の予防にも適しているといえます

高血圧は動脈硬化や心筋梗塞などの原因となる注意が必要な症状です。肩甲骨はがしで肩こりを改善して血行を促進するなど、さまざまなメリットが高血圧や動脈硬化の改善・予防に役立つといえるでしょう。

 

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