腰に手を当て立ち話しする女性

ストレッチで血管が若返る?

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ストレッチは血管の柔軟性を高めて若返りに役立つといわれています

ストレッチは、主に筋肉を伸ばして関節の動きをスムーズにするための運動です。ストレッチを行うと、コリや運動をした後などの筋肉が伸ばされ、筋肉の緊張状態がほぐされるでしょう。
血管は筋肉と同じく、伸ばすと柔軟性がアップするといわれています。毎日ゆっくりとストレッチをすることで、年齢とともに硬くなる恐れがある血管が柔らかくなり、血管年齢や血液の流れの改善が期待できます。

血管の内皮細胞が老化に大きく関係するとされています

血管が老化すると、血管は硬くなり血液のポンプ機能が低下して血流が悪化するなどの問題が生じてきます。血管の老化が進むと、血行不良から肌の老化や肩こりなどに悩まされる恐れもあるでしょう。
血管は、外側から「外膜」「中膜」「内膜」の3つの層で構成されています。外膜は外部の刺激から血管を守る働きがある層、中膜は血流等による圧力を調整する層、そして血管の一番内側にある内膜には「内皮細胞」という重要な層があります。
これらが正常に働いている状態が健康な血管といえるでしょう。内膜の内皮細胞には、血液中の必要な成分だけを取り込む働きや、生理活性物質を作り出すなど血液をサラサラにする重要な働きがあるといわれています。
そのため血管の老化にはこの内皮細胞が大きく関係していて、内皮細胞の健康を維持するために食事や運動などに気をつけることが大切といえます。加えて運動不足は血管のさびつきにつながるため、日常的に適度な運動を行うことが血管の働きに必要といえるでしょう。
ただし激しい運動は急に血圧を上昇させる場合もあります。血管の老化を防ぐためには、ムリのない軽度なストレッチが適しているといえます。

血管の老化は重大な病気につながる場合があります

運動不足などの原因から血管が硬くなっていくと、「動脈硬化」になるリスクが上がります。実は血管は0歳の頃からすでに動脈硬化の症状が始まっているといわれています。
そして30歳頃には動脈硬化の症状がかなり現れている場合が多いといえるでしょう。運動不足で血管の内皮細胞が硬くなると、内皮細胞にコレステロールなどが沈着しやすくなるとされています。
通常では、動脈硬化になっていても、症状は現れないといわれています。動脈硬化は気が付かない間にどんどん進行して、狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・脳出血などの原因になる可能性がある病気なので、自覚症状がでたときにはすでにかかってから何十年も経過しているという場合もあります。
動脈硬化を放っておくと、将来さまざまな重い病気にかかりやすくなるため注意が必要です。ところが病気に自分で気づくことができないため、生活習慣から見直しをしなければならないでしょう。
過去には半年間ストレッチを続けることで血管年齢が10歳程若くなるという研究も発表されています。身体を伸ばし、血管を伸ばすストレッチを生活に取り入れることが、血管年齢を下げることにつながるといえるでしょう。

血管の若返りのためにはストレッチを継続することが大切です

ストレッチが血管の若返りに役立つといえっても、数日続けただけでやめてしまっては効果を期待できません。身体が硬い方がストレッチを毎日続けていると身体が柔らかくなるように、ストレッチは継続していると硬い血管が徐々に柔軟になっていきます。
またストレッチは力の入れ具合や呼吸などを自分で加減できるため、必要以上に力を入れすぎてしまうと筋肉や血管などを痛めてしまう場合もあるといわれています。血管の若返りを望むには、激しい運動ではなく適度なストレッチを行うことが大切といえるでしょう。
ムリのないストレッチで血行が改善されると、血行不良による冷え性等さまざまな体調不良の症状の緩和も期待できます。ストレッチは血流の改善も期待できるので、健康な身体作のためにも継続した方がいいでしょう。
ムリなく継続しやすいストレッチには、ピラティスが挙げられます。ピラティスは、筋肉や血管を伸ばし、筋肉や骨格などのつながを矯正して正しい姿勢(ボディ・アライメント)になること、体幹を鍛えることなどを目的としたエクササイズです。
クラスに参加すると、自然と長く続けられ、正しいストレッチで健康を維持することができるでしょう。

(まとめ)ストレッチで血管が若返る?

1.ストレッチは血管の柔軟性を高めて若返りに役立つといわれています

ストレッチは、主に筋肉を伸ばしたり関節の動きをスムーズにしたりするための運動とされています。ストレッチで筋肉を伸ばしたときには血管も伸びて柔軟になり、血管年齢や血液の流れの改善が期待できるでしょう。

2.血管の内皮細胞が老化に大きく関係するとされています

血管の内膜には、血管を健康に保つ働きをする内皮細胞という大切な層があるとされています。内皮細胞の老化が進み血管が硬くなるとさまざまな病気になる恐れがあるため、普段から血管の老化を防ぐストレッチを行うといいでしょう。

3.血管の老化は重大な病気につながる場合があります

運動不足などから血管が硬くなっていくと、心筋梗塞などの重大な病気にかかるリスクが上がります。動脈硬化は、誰でも気づかないうちになっていることがあるので、ストレッチを継続して血管年齢を下げることが大切といえます。

4.血管の若返りのためにはストレッチを継続することが大切です

ムリなく適度なストレッチ運動を続けることが血管の若返りに役立つといえます。ピラティスでは血管のストレッチや体幹を鍛えられます。
クラスに参加すると、継続して健康を維持しやすいでしょう。

 

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